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カテゴリ:Devotion
カーマ・スートラ ─まんがで読破─【電子書籍】[ ヴァーツヤーヤナ ] バーフバリにハマってるのでインドネタのまんがで読破。 インドで性の聖典?的な位置付けの本らしい。 思ったよりエロ要素は少なかった。 もちろんそれに付いての項目もあるけど、全体的には恋愛やひいては人付き合い、結婚してからの親戚との接し方のマナーや方法論も多い。 「世間の人々の心を学び、娯楽の場に出入りする賢き者は成功する(飲みニケーションは大事だぞ)」とか。 後半の婚活的な事についてとか。 インド舞踊についてももちろん書かれてるだろう。 バーフバリ のインド舞踊とか恋愛の道筋はこういうところから来てるのか、と思う。 茶道に通ずるところもある、というと不謹慎か。 でも、心のこもった形式美を感じる。 形骸化したマナーじゃなく、お互いが心地よく物事を進めるための式次第、みたいな。 特に、一夜を共にした後に男性が月や星を見上げながら、彼女に説明すると良い、というの、すごい雅だなと思う。 遊女についても書いてあって、その人次第で王とかの遊女になれば、高い地位に行けることもあるとある。 その為の踊りとか美容とか含めた64芸を身につけるべしと書かれてるらしいから、日本の花魁とも似てるのかもしれない。 格式や品位が求められる遊女って日本だけに存在したのかと思ってたけど、フリーダム国代表のインドでそれがあったとは。。 ガニガーというのがその64芸に秀でた最高の遊女の事だそうだから、まぁ日本で言えば花魁になると思う。 元はバラモン教の学者が書いたものらしい。 人間は、アルタ(利、商売)、カーマ(愛)、ダルマ(法)が人生の目的で、年齢に応じてそれを求めていくべきだ、とのこと。 カーマスートラは、その内のカーマ、愛について書かれた論書。 キリスト教のアガペー、フィリア、エロスの内、フィリアとエロスについて書かれた本、ということだと思う。 もしかしたらアガペー(無償の愛)についても書かれてるのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月05日 08時23分43秒
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