662940 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

秋田庄内いろいろ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Archives

2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08

Favorite Blog

今年のGWで唯一の… プチおたくさん

おじじ軽度知的障害… komaruakahenさん
May a great day com… yang1030さん
***ちっちゃいもの☆… ZIN0888さん
きら*わん ブログ kkkwwnn1234さん

Comments

Profile

zunsanzunsan

zunsanzunsan

Category

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News

2008.06.15
XML
カテゴリ:
王様は裸だと言った子供はその後どうなったか
」という本の冒頭、


著者は本を書くきっかけについて
「太宰治のお伽草紙に影響された」ような事を書いていました。

元々太宰好きな僕は
この話を高校生時代に読んだ事がありましたが
また改めて読み直してみたくなりました。

早速「青空文庫」でダウンロードし、アドエスで読書。


ところで、太宰のこの小説、どんな話かと言うと…

戦時中、防空壕の中でも子どもにお伽話を読み聞かせる主人公。
しかし、読みながら色々と想像が膨らみ、
太宰流のお伽話が生まれるのです。
「浦島さん」「瘤取り」「カチカチ山」など。

大人になって改めて読むと、また違った感想を持つものです。

また、この小説は、一般に暗い作家だと思われがちな太宰(実際はそんな事ないのですが)の中でも
ずば抜けて愉快な作品だと思います。

カチカチ山に至っては、テーマは「若い女は怖い」という内容。
「瘤取り」は「酒飲みに悪い人はいない」みたいな話し。
「浦島さん」での、龍宮へ連れて行ってやるという亀と、行きたくないと駄々をこねる浦島の口喧嘩も愉快です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.06.16 19:37:12
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.