定期テスト前恒例、宿題の丸投げ
公立中の期末テストは今日でほぼ終了した。毎回そうだが、今回も、「恒例」副教材の宿題としての丸投げ。今回は前回から間隔が空いたせいもあり、範囲が広い。勢い、宿題の範囲も広い例 中1英語 P98~128 中1数学P64~P95 中2英語 P80~123 中2数学P125~P171当然、理科も社会も国語も提出物がある。もちろん最後はセルフ丸ツケ。学校の先生もわかっているはず。あれを全部自力で解ききれるのは少数派だと言うことを。なかば、答えの丸写しは黙認。実際平均くらいの学力もおぼつかない子は、半分もできるわけがない。あの量の多さにへたれるのもわかる。本来、宿題を終わらせてからが本当のテスト勉強なのだが、宿題倒れになっているのが現実。学校によっては、進度に合わせて適宜提出させているところや、問題を選んで出しているところもある。本来はそうすべきだろう。学校の副教材は結局のところ、これだけ生徒にやらせてますよ。というアリバイ作りとしかとれない。どうせ先生だって、出されたものを丁寧にチェックする時間などないはず。はんこ押しておしまい。壮大なムダをしているとしか思えない。いつからだろう、こういう宿題が出たのは?私が中学生の時はほとんどなかった。せいぜいプリントが数枚。だから私は教材として、問題集を買ったり、今はなき「中2時代」!などの学年雑誌の付録をやったりしていた。(私は時代派でした(笑))教材選びは自分なりに工夫してた。それでは生徒が困る、という親の要望などから、副教材をドンと出すようになったのかもしれないが、当然生徒のレベルに合わせてない。どちらかというと難易度は高め。だから過半数の生徒はもてあます。答えの丸写しが横行・・・テスト前こそ、しっかり勉強の習慣をつけさせたいのだが、多量の宿題が邪魔する。何のための宿題なのか・・・?