年度初めに考える
新年度が始まりました。個人的には三回忌も終わり、本格的に自分の人生、仕事をどうするかを考える年度です。意図的に仕事を減らしています。仕事というか、この教育の激動の流れから意図的に距離を置いてます。先生不足がもう抑えきれません。理想と現実の乖離の中で、今年もどう取り繕っていくのか?綱渡りでしょうね、現場は。東京では私立高校の「授業料完全無償化」。インパクトは大きいようで、私立人気は高まってます。政治家としては仕事した気になれてしてやったりでしょう。ただ、最終的な入学者が読みにくい面はあるようで、それによる混乱はあるようです。個々の現場は一生懸命ですが、全体的な混迷度合いは高まっていきます。耳障りの良い「正論」で揺さぶられ続けた結果です。ある程度まで行き着かないと、なかなか変わらないのかもしれません。本当は子供達にしわ寄せしたくないのですが。でも、案外彼らはしたたかです。それはそれでたくましくやっていくんだと思うし、その力に期待してます。うちの周りの私立学校を見ていても、生き残りをかけて共学化したりして、大学の合格実績作りに走ってます。その結果、2がある子はお呼びでない状態です。是非は問いません、それぞれの現場で必死になってやっていることですから。しかし現状では、お呼びでない子がいるのです。ではどうするか?その流れに追いつこうと頑張るのが一ついったん俯瞰してみるのがもう一つ前者の方が優勢ですし、前向きでしょう。しかし私は、あえて後者を取ります。ここにも善し悪しなどありません。私はこう考えてます、というだけです。誤解なきように。ただ、これからの時代を俯瞰したときに、私の結論はこうです、というだけです。時間曜日フリーにして、勉強をする空間を提供。もちろん勉強は教えますが、その空間と時間的余白の中で、自分の進路を考えてみてはどうですか?ということです。もちろんその過程で、勉強頑張ってより上を目指しても良し。工業高校などで手に職つけても良し。フラットに情報や考え方を提供して、ゆっくり考えてもらう。そんな場をこれからも作っていきたい。とにかく、子供達の未来は明るいのです。それは信じてます。しかし、自分の頭で考えられるか?その差は大きくなります。もちろん未熟な彼らですから、間違うことだってある。そのときにまた一緒に考えられる場でもありたいし、むしろ社会全体が、一つのことに執着せず、風のような生き方で、自由に進んだり戻ったりできる社会を作っていきたい。ただ、個人でやっている以上、余り大きく開くことはできません。安くやるのも無理です。そこのバランスをどうするべきか?それが課題ではありますが、まあ、今年1年、こんな状態で続けていきます。令和6年4月2日(火)----------------------------------------------------------自宅では、なかなか集中して勉強できない生徒のために、頑張れる環境を提供していきます。大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です