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カテゴリ:10行エッセイ もしくは未分類・未編集
(その1)
あくまで小規模企業のイチ経理・労務担当者でしかない者の目線からでございます。 現在の会社でもインボイスに登録するだけしましたが、(業態はBtoBなので選択の余地なし) 当初、これまで「税込方式」で記帳していたのを税抜方式に変えようと苦心惨憺して結局元に戻したりして、(件数が少ないので何とかなりました) 次の決算の時だけは税理士の先生に聞くしかないのかなぁ… 登録手続き自体は、顧問税理士の助けを借りずに自力で何とかしたものの… 直近では…請求書をインボイス対応の様式(実費の請求も税抜価格で全て表記し、消費税を後から加算)に変えるように取引先様の1つから要請があって自社の請求書の形式を変更した際、交通費の税抜価格の計算にひと手間かけさせられました。 インボイスの弊害は既に報じられているとおりなので、私ごときが述べる必要はないとして、 早い話が「消費税の取り立て強化」―という理解でよろしいでしょうか。 では単刀直入に申しましょう。 だったら代わりに消費税を下げたらどないでっしゃろ。 消費税の利点があるとしたら、まだ法的にも生産年齢にはない子供や、学生や失業者他何らかの理由で働いていない者・年金生活者や生活保護受給者も、憲法で定められた国民の三大義務「納税」は一応果たせる、ということでしょうか。 そもそも社会保障費に充てると言って消費税を上げたのだから、消費税を下げる気がないなら、年金や生活保護費を削減するのは間違い…ということが言えますわな。 実業家・著述家の斎藤一人氏が「たくさん稼いでたくさん税金を納めるのが正しいやり方」という旨の事を著書で述べているのを読んだことがありますが ―これも、政府(中央・地方とも)が税金を国や国民のために正しく使うことが前提なのは―私見でも言わずもがな 日本全体でその斎藤氏の提言と逆のことが起こっているようにお見受けできます。 すなわち、低賃金で切り捨てやすい非正規雇用を増やすなど様々なやり方で賃金を低く抑えた結果、国家としても税収が減り、その分を消費税を上げて補おうとして、国民が財布のひもを締める…という悪循環。 価格表示やら何やらでごまかしても、「手元に残るお金がないと消費もできない」という当然のことが、お上には分からないのでしょう。 ついでに話はそれて消費税から離れますが、単純化して言うと、年金の額は「現役世代の賃金の変動」と「物価の変動」に応じて決まるというので、 これまた一足飛びしてしまうと「年金欲しけりゃ現役世代の賃金上げろ」―ということでよろしゅうございましょうか。 これらの「現実に現実的に対応した」結果の1つが少子化となると、政治の無策を棚に上げて経済的な理由で出産をしない選択をせざるを得なかった人を責めるのは筋違い…となりませんか? ―その「現実的に対応しなければならない現実」が私と同じという人は稀ですが… 折しも、目下確定申告のシーズン真っただ中。 昨年末ちょっと前に、中小・零細企業の顧客を多くお持ちの税理士の先生から、議員があれだけ税金をちょろまかしているのになんで我々が税金を払わなあかんねん、と社長さんから愚痴を聞かされる…というお話を聞かされました。 お気持ちは分かりますが、税務署の職員や税理士に文句を言っても状況が変わるわけではなし、 もし本当に庶民が「#確定申告ボイコット」なんかやったら逆に追徴課税の対象になったり脱税の罪に問われたりしますからねぇ… ついでに言うと確定申告会場で「カスハラ」はなさりませぬよう。(一千万歩譲ってターゲットを誤っている) 何より、有権者が税務署もしくはネット上でいくらギャースカ言っても結局選挙に行かないから、既に議員や内閣が国民を「舐めている」と言える―と、なると、 「皆さん選挙に行きましょう」―に帰結することになります、とどのつまり。 これを下書きしている時点で次の選挙(国政・地方問わず)がいつ来るかが読めないとしても(とりわけ、場当たり的でも計算ずくでも衆議院の解散総選挙が。統一地方選挙や参議院選挙はこの限りではない)、 次の選挙までには、有権者の選択がこの国の行方を決めるという認識位は養っておきたいもんです。 閏年の2月29日に何か残しておきたくて、ひっちゃかめっちゃかでございました。 cf. https://saitouhitori.net/new-one-word-a-day0223/ https://www.nenkin.go.jp/faq/jukyu/kyotsu/gakukaitei/201805-8.html テキスト保存した2024年2月21日のBuzzFeed Japanの記事 「謎なぞ29」の答え: 《1》その漢字が複数あって別の漢字ができる (木→林・森、車→轟〈轟音〉、口→品、貝→贔〈贔屓〉、日→晶・昌、火→炎、月→朋〈同朋〉、夕→多、土→圭、又→双) 《2》「~鳩」(同種異名、生き物の名前でないもの、絶滅種含む) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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