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三線マンが行く!!<世界一周編・A-side>

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2008.12.22
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カテゴリ:インド
当時20歳、初めて海外旅行を敢行したときからずっと、
「いつか、必ずこの国と対峙することになるだろう」と思っていました。

人々は言います。

「この国が、俺を呼んでいる気がしたんだよね」

と。

あれから7年。

私もとうとうやってきました。



印度!!



カレーとカースト制度に支配された、悠久の時を操る国。
古くは50年代のヒッピー&フラワームーブメントの時代から、
世界中の旅人を魅了して止まない、狂気と混沌と宗教と精神世界の国。

その計り知れないインド人の非常識なまでの独特具合は、
数々の伝説を旅人の間に残し、ややもすると
「インド帰り」と言えば、旅人の間から畏敬の念を持って
一目置かれる
こともやぶさかではない…そんな存在です。

しつこい、ボッタくる、スケベ、理屈っぽい、とぼける、
何を考えているか分からない、ウザイ、臭い、顔が濃い…


インドにまつわるエピソードを挙げれば、枚挙に暇がありません。

「インドで楽しく過ごす最大のコツは、
 自分をギャグ漫画の主人公だと思うことだよ」

と、同じ宿に泊まっていた日本人がおしえてくれました。


眠い目を擦りながら空港へ。目指すチェックインカウンターには
既に数十人のインド人が集まり、見ているだけで暑苦しい状態。
近くに寄ってみると…うーん、どこかでかいだ匂いがする…。

……あっ!!

香港の「重慶大厦(安宿が密集するキタナい雑居ビル。1、2階部分には
インド料理屋、ネパール料理屋、インド人多数)」と同じ匂い!!


思わずかいだ懐かしい匂いに、思わず気分も高ぶります。

朝9時20分に予定通りバンコクを出た飛行機は、予定通りインド時間の
午前10時過ぎ、東の大都市、コルカタの滑走路へ無事降り立ちました。

同じ飛行機に乗ってきた日本人と、アメリカ人、フランス人のカップルと
安宿街までタクシーをシェアすることにしたのですが、
この時から既に、インドとの戦いのゴングは鳴り響いていました

5人で330ルピー(4人だと230ルピー。1ルピー=約2円)で話しを纏めて、
いざ空港から安宿が集中するサダルストリートへ向かったはいいのですが、
空港から10分程走ったところで、おもむろに運転手が路肩に車を停め、

「ここからは渋滞するから、バスで行ってくれ」

などと血迷ったことをほざき出しました。

流石はインド。

あまりに予想外な出来事と、果てしなく客をバカにした態度と、
ヘタクソ過ぎた英語に、はじめは何が起こったのかもわかりませんでした。

最初に事態を飲み込んだフランス人カップルが
「我々はちゃんと金を払っているんだから、行く権利があるだろ?」
などと穏便に運転手を説得しようとしはじめたのですが、

「NO~NO~、トラフィックジャ~ム」

などと喚きながら運転手は「ここで降りろ」といいます。


カチーンときたので、運転手席の真横に顔を出し


「GO!!うるせぇ!!!!さっさと行け!!!!」


と思い切り耳元で叫んでやって、右斜め下から視線を飛ばしてやると、
心の底からイヤそうな顔で、渋々とエンジンをかけ始めました。

目的地に着いたら着いたで、懲りずに「チップ、チップ」
ぬかす運転手。心優しいアメリカ人が「しょうがねぇな~」と
10ルピーくれてやると「NO!!20ルピー!!」などと言い出す始末。

荷物を降ろし、何事か喚いているバカを無視して、
さっさと目星をつけていた宿に向かうことにしました。


さて、牢屋のような宿にチェックインを済ませ、
無事にコルカタでの城を構えたところで、観光へ。

地下鉄とバスを乗り継いで、地元の人間しか行かないという市場へ、
タクシーをシェアした日本人と一緒に向かいました。

無事に買い物も済ませ、帰りのバスでのこと。

一番後ろの席に座った私の隣りにいたのは、3人の陽気なインド人。

どうやら、3人とも飲んでいるらしく、陽気にクリスマスの歌などを
口ずさみながら、ヒンディー語で口に泡を飛ばして語り合っています。

とあるバス停で端の一人がバスを降り、真ん中に座っていた
口ひげと眉毛のハンパじゃなく濃い真っ黒なオヤジが、
私の隣りににじり寄ってきました。

真っ黒な瞳で見つめて来る、インドオヤジ。

うぅ…、外は寒いのに、もの凄く暑苦しい。

すると、彼は口を開きました。

「オマエはチベット人か?」

「はぁ?」

どうも、私はチベタンに見えるらしいです。

「いや、ジャパニーズだが」

「そうか。ところで、いい帽子(麦わらのテンガロン)持ってるな」

「ありがとう、バンコクで買ったんだ」

「冠らせてもらっていいか?」

「あぁ、いいけど」

「ガッハッハ、似合うか?」

「そうだね、いいんでない?」

「うん。そうか。じゃあ、これを俺にくれ!!

「はぁ?『くれ』だと?」

「そうだ、ギフトだ」

「オーケー、わかった。US$100でくれてやるよ」

「US$100は払えない。くれ」

「じゃあ無理だね~。これは俺のものだ」

「オマエと俺は友達だろ?じゃあ、オマエのものは俺のものでもあるわけだ

今まで旅をしてきて、色んなヤツに会ってきましたが、
真顔でジャイアニズムを行使されたのは初めてです。

「オッサンと俺は、今初めてあったばかりだろ?じゃあ友達とはいえないね」

「いいじゃないか、くれ。ギフトだ」

「イヤだね。やらない。オッサン酒クセーよ、何飲んだんだ?」

「フッフッフ、今日はな、ウィスキーさ」

「どれくらい飲んだかしらないけど、とりあえずクセーよ。帰って寝な」

「…ところでオマエ、いい男だな」

「ん?そうかい?ありがとう」

「…俺は、オマエが好きだ」

「!!!!!何言ってるんだ?俺はゲイじゃないぜ」

「愛している!!」

「うぅ、顔が近い!!離れろ!!何酔っ払ってんだよ、オッサン!!」

「俺は、オマエを愛している!!」

まさか、インド初日でいきなりホモに迫られるとは思ってもいませんでした。
しかも、情熱的。押しのけても押しのけても、
エスプレッソよりも濃い顔を近づけながらにじり寄ってきます。

「悪いが、俺はホモじゃないし、オマエを愛していない!!離れろ、触るな!!」

「そうか、じゃあ、キスしてくれ!!

「バカじゃないか!?そんなことするか!!」

「おでこでいいから、キスミ-!!」

「キモイ!!うせろ!!」

「キスミー!!」

「しゃべるな!!触るな!!」

「じゃあ、記念にその帽子をくれ!!」

「さわんなぁぁぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」




といったところで、車掌が登場。

酔っ払いのホモオヤジ、強制退場。
道の真ん中でつまみ出されて一件落着です。

もう、本当に全てがギャグ漫画。

一瞬間を置いて、死ぬ程笑いがこみ上げてきました。


流石はインド。
ちょっと買い物に出ただけでこれです。
やはりこうじゃなくては!!


他にも、小さなものを含めれば、書ききれない程の事件が、
今日1日で起こりました。

インド、最高にエキサイティングな国です。

これから先、どんな事件が私を楽しませてくれるのか、今から楽しみです。



体力と気力に余裕がないと、相当しんどいでしょうが…。


明日から写真付きでお送りします。


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Last updated  2008.12.23 02:05:54
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