ミニゴジ・ピアノ教室初日
今日から新学期。子どもたちは、長い夏休みが明けて、喜んで幼稚園と学校に出かけていきました。しかし今日は防災の日ということで、小学校の「引き取り訓練」があります。大きな地震があったという想定で、親も徒歩で小学校までお迎え。チビゴジを9時半に送って、うちに帰って一息ついたら、すぐ11時に。小学校までお迎えに行き、ミニゴジと一緒に歩いて帰ってきて、お昼を食べたらすぐにチビゴジのお迎え(初日は始業式のみで半日。)なんだかせわしい~。そして今日は、ミニゴジのピアノ教室の初日です。3時以降という約束を先生としていたので、小学校の普段の帰宅時間を想定して、3時15分ぐらいにはつけるだろうと踏んで、出かけました。ミニゴジは、前に一度バーベキューパーティーにはいったけれど、それは綱引きしたり、金魚すくいもどきをしたり、おいしいお肉を食べたりと楽しいことばっかりだったのです。 (8月22日の日記)今日はレッスンがあるということで、行きたい気持ち半分、緊張半分といったところでした。今日はチビゴジも半日でうちにいるので、連れていかなくては。チビゴジは完全にお遊びの場所だと思ってます。到着すると、女の子が3人レッスンしてました。6歳&8歳&10歳だそうです。1人ピアノについていて「もうちょっと練習しようね!」と発破をかけられているところ。まず、先生の説明があって、「じゃ、ちょっとミニゴジくん、ピアノの前に座ってみる?」と言われると、いきなり「いやー。」とべそべそ泣きだすミニゴジ。え?なぜ???先生は、すごーっく初歩の初歩から・・・ピアノのテキストに「右手」「左手」って書いてあって、指番号の振ってある所からやろうとしているのに、なぜか先生の方に行くのは嫌がります。先生は機転の利く人で、しばらくミニゴジの様子を見てから「じゃ、弟くん、こっちに来て手を置いてみて。」とテキストの手の絵のところにチビゴジの手をおかせて「なぞってみるね。あー、いい手だね~。」と褒めて、チビゴジも「ふふふ。くすぐったいよー。」なんて楽しそうにしています。「お兄ちゃんも、弟くんと、手の大きさ比べてみたら?大きいよね。」なんてうまく誘って、ミニゴジをやる気にさせてうまくピアノに誘いだしました。それで、機嫌がよくなったミニゴジは、先生の質問にも答え、ピアノにも触りました。「今日は片手で簡単なことからだよ。」と黒鍵を弾く課題曲を3曲宿題に。そのあと、聴音クイズ。先生の弾く音3つの音階を言います。最初、6歳&8歳の子がチャレンジ。ド~ソまでの5音限定の3音なので、簡単かと思いきや、ちょっと考えないと分からない様子。ミニゴジはその様子を見ていて「おれもできる!」と思ったのか、張り切って手をあげて、ドンドン当てました。でもさすがに4歳から6年やっているという10歳の女の子が参戦すると、勝てず。それからみんなで、歌を少し。先生は米軍基地でダンスを教えていることもあって、ここでの歌は英語で、ミュージカルやアニメのものが多いです。ライオンキングとアニーの歌、ドレミの歌を、ミニゴジのために最初から少しやってくれました。これもミニゴジちょっと知っているので、張り切って歌ってました。そのあと、楽譜の読み方のテキストを少し。音符の種類の基礎なので、ミニゴジは簡単みたいでした。幼稚園でやったしね。他の子は英語の練習をしてました。季節とか簡単な単語などを英罫のノートに練習して、自分で分かると思ったら、先生にテストしてもらってました。最後にミニゴジには先生が英語のレベルが分からないということで、20問の単語テスト。すらすら書いていくけれど、しばらく書いていなかったからか、スペルミス!!それもteacherとdoctorという基本的な単語で、ママショック~。夏休み書かなかったからでしょうか?曜日や月の名前の書きはじめを大文字にするのも忘れてました。でも、最初にいた3人の女の子たちはすらすら書くミニゴジにびっくりしてました。先生も続けて「この子は違うことをしないとね。じゃ、夏休みに楽しかったことを書いてみて。」と作文をさせました。時間が短かったので、「伊豆に英語キャンプに行った。サーカスゲームをした。」としか書けなかったけど、「あら?ちゃんと過去形を使って書けるのね。立派立派。」と評価してくれて「サーカスゲームって何?」と英語でミニゴジに質問。「綱渡りをするんだよ。」「ええ?綱渡り?」「地面の上だけど。」「なーんだ。地面の上なのー。わははは。」と会話してました。英語に関しては期待してなかったけど、ミニゴジに合わせて英作中心にやってくれるそうです。私ももう見てあげることができないので、助かります。そんな感じで、1時間半あっという間。(チビゴジをなだめるのは大変でしたけど)来週からは1人で来ても大丈夫と言ってました。グループレッスンと言っても、レベルがばらばらで、空いている時間はワークして、飽きていう感じがしたら、先生は全員で歌ったりとか、うまく切り替えてやってくれそうです。英語もみんなと合わせてつまらないないようなら嫌だなと思ったけど、ミニゴジは英語が分かりそうだと思った先生は、ピアノのレッスンも結構英語を使って、ワークも個人個人違うことをしていていい感じだし、今の時点ではとても理想的でした。先生が「音楽を本格的にというのではなくて、趣味としてずっと楽しんでいけるようにと思っているんですよ。」という方針も、ミニゴジにやらせたい程度に合ってます。最初泣いたこともあって「ミニゴジのやる気が続くまで…本当に短い間かもしれませんが。」というと、「もちろんかまいませんよ~。でも音感もあるし、とてもできるから他の子にいい影響を与えそうで、こっちも助かるわ。」という感じでした。帰りにミニゴジはずいぶんご機嫌になっていました。なんで泣いたのか聞いたら「間違えたら怒られると思ったんだよ。」幼稚園の時の音楽会前の厳しい練習を思ったみたいです。素晴らしい音楽会なんですけど、その直前は先生も子供も必死。年少&年中さんはこの時期幼稚園に行きたくないという子もいるらしく、主張の少なかったミニゴジは何も言わなかったけれど、ちょっと嫌な記憶になっていたんでしょうね。でも実際は(今の時点では)とっても簡単なことしかしないし、ゲームみたいで楽しいし、何より自分ができる!と分かって、楽しかったらしくて、うちに帰ってすぐにテキストをピアノの上に広げ、練習してました。「ねぇ、ママ。ピアノ、火曜日しかできないの?すごく楽しくてもっと行きたいんだけど。」あらら。ないたからすがなんとやら。週2コースもあるみたいだけど、週1コースでもちょっと高いから、2回は無理だな。もうちょっと前にやらせようと思っていたけど、もっと練習が中心のピアノ教室しか見学してこなくて、どうもミニゴジを伸ばしてはくれないだろうと思っていたので、この教室にこの時点で出会えたのが、却ってよかったのかもしれません。