ライダーと戦隊はやめられない！

讃岐に流された崇徳さん
自分がしでかしてしまった保元の乱の反省をしつつ
静かに写経をし、歌を詠む毎日でありますよ
土地の人たちにも愛されてさ
崇徳さんがこんな穏やかな顔を見せるのって初めてかもしれないです
そうして書き上げた写経を後白河上皇に送る崇徳さん
本当に心から「ごめんなさい」って気持ちだったんだと思うんだ
それを「呪いがかかってるんじゃね？」って気味悪がって
そのまま送り返しちゃう後白河上皇！！
しかもその時上皇が抱っこしてた赤ちゃんが
写経をアブアブと破いちゃったからさー
完璧に「拒否！」って演出になっちゃってるしーー（涙）
あのなー
「呪いが…」なんて思いつくヤツは
普段から誰かを呪ってるからそんな事思いつくの！
他人の真心を素直に受け取れないヤツは
自分の心がねじくれてんの！！
写経は破られて返されるわ
しかも息子が亡くなったって知らせが来るわ…
あーそりゃぁもう！
崇徳さんの恨み骨髄も無理ないわーーーー

血の涙で目を真っ赤にし
髪も爪も伸び放題で呪詛を繰り返す崇徳上皇
屋敷も荒れ果て、自らもすでに人の姿を捨て
ただただ怨念の塊としてのみ存在する彼が恐ろしくも悲しかったです
ホントにこの人の人生って
なにひとつ楽しい事なんか無かったんだもん
せめて鳥羽さんが「許してくれ」って直接言ってくれたら
ここまでの怨霊にならなかったんじゃないかなぁ（もらい泣き）

その頃
平家では次男さんが不慮の事故で亡くなってしまいました（涙）
もー「父上と分りあえた」なんてわかりやすいフラグ立つからー！（え）
そこで西行が
「讃岐の方から怨念のかたまりが飛んで行くの見たよ
　これって崇徳上皇の怨念のせいじゃね？」

えーーーーーーッ！！

お前何フカシこいてんだよ！って思ったけど
この時代、マジで怨霊とかいたかもしんないけど！
そんなハッキリ断言しなくても～（オロオロ）
そんで崇徳さんも
もっとピンポイントで後白河上皇を狙えよ！（こらこら）

そこから、なんやかんやあって
（藤原の兄ちゃんが自分の息子を清盛の娘婿に…って頼んだのが
　「手のひら返し？」って思っちゃいました/汗汗）
清盛は平家の繁栄祈願のため経典を厳島神社に納める事にしました
そ・れ・が！
全三十三巻を一巻ずつ息子たちや家臣にまかせて
それぞれがそれぞれの意匠で贅を極め
金と労力を惜しみなく注いだ豪華絢爛な経典！
長男・重盛とか地味・経盛、可愛い頼盛、そして盛国とかなら
それぞれがステキな経典作ると思うけどさ
教盛とか忠清とか脳みそ筋肉の人はどーすんだよ！って思っちゃったぜ！（こら！）
まぁ彼らも頑張って写経して（え）りっぱな経典が完成いたしました

さぁ！完成した経典と平家一門と西行を乗せて船は安芸に向かいました…が！
海は突然の大嵐に巻き込まれました！
そのころ讃岐では、崇徳さん、呪詛真っ最中です！
あーそうか、まずはピンポイントで平家からヤるのか！（違！）
西行が対抗して経を唱えますけど効き目無し（涙）
船はもう、今にも沈まんばかりですよ！
こうなったら経典を海に沈めて崇徳さんの怨念をしずめようって
堅実派の長男たちが提案するけど清盛は却下ですよ
兎丸たちを鼓舞し盛国にも声をかけ、なんとかこの嵐を乗り切る覚悟！
久しぶりに清盛から「鱸丸！」と呼ばれた盛国が
嬉しそうに舵をとる姿にオイラ爆萌えですよ！（こらー！）
やがて嵐の夜が明け…船は沈まずに安芸へ…
そして讃岐では、人の姿に戻った崇徳上皇が
朝日をあびて静かに息をひきとりました…（涙涙涙）


☆そんな今回の崇徳さん☆

国芳の「百人一首の内・崇徳院」を携帯の待ち受けにするほど
日本一の崇徳ファンを公言するアラタさん！
人から怨霊になっていく演技が真骨頂でしたよん♪
写本を送り返された崇徳さんは自分の舌を噛み切って
その血ですべての写本に
「日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん」
「この経を魔道に回向す」って書き込んだって言われてるんだよね
そこまでキッチリ演じきったアラタさんは鬼気迫ってて怖かったです
でも最期のシーン、朝日の中の穏やかな顔に
本物の崇徳さんの魂も救われたと思いました♪
オイラ、いままで崇徳院ってそんな好きでもなかったんだけど（え）
アラタさんの崇徳院は大好き！と、ここで宣言♪（笑）


☆そして今回のニート時忠☆

もーー！下手な画策なんてするからー
官職返上で本物のニートになっちゃいましたよ（ちょっと笑った）
さらに「帝を呪詛した」って疑いかけられて出雲に流罪ですよ！
呪詛なんてそんな高等技術、このバカができるわけないやん！
（↑愛情をこめて暴言♪）
「これも崇徳のせい」って口とがらせちゃってるけどさ（笑）
基本的に他力本願＆他人のせいにしすぎだったのが敗因じゃね？（笑笑）
でもね
わりと時忠のいいかげんさが好きだったので、ちょっと寂しいデス
えっと…出雲っていうと～出雲蕎麦？
蕎麦食べてその内また元気に戻ってきますように！（笑）


☆さらに今回の兎と清盛☆

「博多から帰ってくるのが遅い！」って清盛に
「だったら博多を都の隣に持ってこいやぁ！」な兎（笑）
その時のケンカはそこで終わったけどさ
その後、厳島神社で何かを思いついた清盛
「博多を都の隣に持ってくるぞ！」宣言してましたけど～
う～～ん…
清盛の思いつきで盛国たちが
ものすごく苦労しそうな気がするのは…気のせい？？（笑笑）


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