こきっつぁんの７６５EVENING

コンビニで売っている鍋焼きうどんに、卵を割り入れて食べたくなる今日この頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか？
あれは夜食にすると、たまらない一品ですな。

果たして鍋焼きうどんは「鍋料理」なのか？
誰かにジャッジしてもらいたい気分でもあります。




さて、今日は小瀬で高校サッカー選手権の決勝戦、
アウェーの岡山で、ヴァンフォーレ甲府の試合と、
山梨は「サッカーデー」になりましたね。


高校サッカーの準決勝は体調を崩して見ることが出来なかったので、
今日は、満を持して小瀬へ決勝戦を見に行きましたよ。

決勝戦のカードは、山梨学院大付vs日本航空の私学対決。
どっちが勝っても初出場のフレッシュ対決。
「前田真宏の７６５MUX」へのリスナーのコメントで、
「まるで高校野球の決勝みたいな顔合わせ」というのが読まれて、
ちょっと笑ってしまったのですが、
長らく続いた韮崎と帝京三の二強時代を打ち破る、
山梨のサッカー新時代の幕開けの試合となりましたね。



戦前の予想では、VF甲府並みのパスサッカーを誇り、
春の関東大会を制覇した山梨学院大付が有利という下馬評で、
私もそう思っていたのですが、
試合開始早々の前半５分に、航空のMF榎君が先制ゴールを決めたのは、
さすがにびっくりしました。
同時に「これは面白い試合になりそうだ」と思ったら、
その通り、攻守の切り替えが早くて、スピーディーでスリリングな試合になりましたね。


航空に先制ゴールを許した後は、学院のDF陣が落ち着きを取り戻し、
航空の攻めをことごとく潰したのは、さすがでした。
そして、ファウルを取られて幻のゴールとなりましたが、
前半１７分の学院のFW加部君のオーバーヘッドで、完全に流れが学院に変わりましたね。
航空が１点リードしているにもかかわらず、
あのプレー以来、学院が勝ってるかのムードでしたよ。
得点になりませんでしたが、あれはビッグプレーでしたね。

すかさず、５分後の前半２２分に、コーナーキックからのゴール前の混戦で、
学院のMF宮本君がヘッドで押し込んで、今度こそ正真証明の同点ゴール！！
宮本君のポジショニングが素晴らしい！



航空も攻め込むんですが、単発でしかシュートが打てない。
そんなこんなしているうちに、前半ロスタイムにゴール前のこぼれ球を、
またもや学院のMF宮本君が押し込んで、逆転ゴール！
この時間帯での、このゴールは効きましたね。


（↑の画像は去年の決勝戦です）


ハーフタイムでは、航空側の茉美ちゃん（石河茉美アナ）と、
学院側の土橋君（土橋諒アナ）の応援席リポートが場内にも流れ、
ムードは一気に最高潮へ。



後半は、一進一退と言えば聞こえがいいですが、
やや間延びした感じになり、どちらも攻めが手詰まり。
どちらもゴール前までは持ち込むんだけど…、という感じでした。
その中でも学院のDF陣の安定感は、見ていて唸りましたね。
ちょっと航空は点が取れそうもなかった…。


放送席向けの茉美ちゃんの応援席リポートが、
マイクを通して場内に少し流れるハプニングがあったものの（笑）、
後半は一進一退のまま時間が進み、後半３７分にペナルティーエリア内で、
セットプレーのもつれから転倒したのが航空のファウルと判定され、
PKで学院が追加点を挙げ、完全なるダメ押しで航空は万事休す。


結局、３－１で山梨学院大付が初優勝！　初の全国大会進出！
さすが春の関東チャンピオン、圧巻の勝利でしたね。
これで学院の横森巧監督は、韮崎高校・韮崎工業に続き、
監督として３校目の高校を全国大会に導くという快挙を成し遂げました。
これは横森監督は嬉しいでしょうね、久々の全国でもありますし。

学院の試合を見ていて、FWの加部君とかMFの唯井君とか、
役者（能力の高い選手）が揃っていて、
久しぶりに全国で上位を狙えるチームが山梨から出てきたなあという印象ですね。
１回戦で当たる滋賀・野洲とも、充分戦えるでしょう。
１回戦を突破すれば、なんか台風の目になるような予感がします。

韮崎に代わって、とうとう山梨に「学院時代」が来てしまったのかも…。


（↑も去年の決勝戦の画像）


試合終了後は表彰式を見た後、YBSのアナウンサーの取材ぶりを拝見しつつ（笑）、
岡山vs甲府の試合開始時間までの時間つぶしに、
小瀬スポーツ公園の紅葉の写真をたくさん撮り、
頃合いを見て、甲府市中央のかすがも～るへ向かいました。

もちろん、まちなかヴァンフォーレプラザの街頭テレビで、
アウェーの岡山vs甲府を見る為ですよ。
私が着いたのはキックオフ１０分前の午後４：５０ぐらいでしたが、
もうギャラリーが１００人ぐらい集まってましたよ、オーバーではなく。
プラザの前の通路は見物人でぎっしり。
ナイトジュエリーのイルミネーションとも相俟って、いい雰囲気でしたよ。




試合は、立ち上がりは甲府のペースかと思ったのですが、
岡山のFW陣のキレの良い動きに、前半は防戦一方。
DFのダニエルの活躍がなかったら、２点ぐらい入れられていたかも。
私の隣で見ていた女性は、セットプレーのたびに両手を組んで祈ってましたよ（笑）。
甲府はいつものパスサッカーではなく、FWのマラニョンと金にロングボールを入れる戦法か。
でも、それがなかなかFW陣に入らない…。



後半になっても攻め切れず、岡山に反撃を許す展開。
「このままじゃ、引き分けかも…」と思い始めた時、金が相手ゴール前で負傷。
その後もしばらくプレーするものの、松橋に交替。

この時、スカパーの解説者が、
「えてして、予定通りではなく、急遽入った選手は活躍するものですよ」
と言った矢先に、ダニエルからの超ロングパスを松橋が受けて、DFをかわしてシュート！
右隅のゴールネットに突き刺さり、先制ゴール！！
かすがも～るは、大歓声！！　ガッツポーズと拍手の嵐！
後半１７分に松橋がよくぞ決めてくれた！　安間監督の采配、大当たり！



その後は、危ない場面も多々ありましたが、
１点取った余裕から甲府の選手の動きも良くなり、安心して見ていられましたね。



結局、１－０で甲府の勝利！
かすがも～るのギャラリーは安堵のため息の後、大拍手！

３位湘南との得失点差（２差）を考えれば、２－０か３－０で勝ちたかった所ですが、
まあ、アウェーでの試合であったし、
勝って昇格に望みを残したことで良しとしましょう。
これで湘南もプレッシャーがかかるから、明日の湘南の試合は大注目ですね。


１週間後の１２月５日の最終戦は、また小瀬が燃え上がること必至。
最後まで楽しませてくれて、感謝感謝（笑）。



最終戦は激勝して、みんなで笑おうぜ！
頑張れ、ヴァンフォーレ甲府！




それでは曲です。高校サッカーと言えば、やっぱりこの曲。
ザ・バーズの「ふりむくな君は美しい」　　どうぞ！



ゴン、お疲れ！　ふりむくな、君は美しい。