部屋を整理していると、06年秋にPCが壊れたときに消えてしまっていたと思い込んでいた写真やら記事がたくさん出てきました。03年ごろまでのデータはコピーしていたというわけです。
非常に多くの懐かしい写真もあるのですが、今日はそのうちからほんの少しだけ。03年8月に行ったベトナム旅行のときの写真です。
これは戦争記念館にあった日本コーナーにあったもの。ベトナム反戦運動をスペースとって展示しているのですが、その中にべ平連や日本共産党や個人反戦運動家(石川、沢田の写真等)のコーナーがわりと広く取られているのです。この写真は金子さんが65年から73年の間、年間通勤時にずっとつけていたという手作りのゼッケンである。
オプションでクチの戦跡めぐりもしました。ホーチミン市から2時間ほど車で行ったところにある森の中です。ベトコンが何故近代装備の米軍に勝つことが出来たのか、その秘密がここにあります。ベトコンは長い長い地下基地を作って米軍に相対したのですが、このような小さな穴を作り、背後から米軍を狙い撃ちをしたのです。恐ろしいことに、柄の小さいベトコンだから入れる大きさなのです。私も入ろうとしましたが、入れませんでした(^_^;)森の中に入ると、いつベトコンから狙撃されるか分らない。しかも穴を見つけても決して中の様子は分らない。これは大きい恐怖だったと思います。
そういえば「あと二つ三つ、ベトナムを」と言っていたチェゲバラはベトナムの勝利を知ることなく67年に死んだのでしたっけ。もしコンゴなどに行かずにベトナムにゲリラ戦の研修に行っていたならば、ボリビアであのような死に方をせずにすんでいたのでしょうか。
ベトナムの主要交通手段はオートバイです。おかげで、ホンダのアシモのTシャツを来ていた私はものすごい注目度でした。二人乗り、三人乗りは当たり前、四人乗りもたくさんいました。