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カテゴリ:洋画(09~)
このまえ鬼の城に行ったときに、萩の花の咲き始めを見つけました。 萩の花は、万葉集で一番登場頻度が高い花です。古代から愛された花なんですね。 そうそう、古代から愛されたというと、このまえ、映画で紹介されていたのですが、秋田犬も縄文時代からペットとして愛されたようです。千葉の加曾利貝塚には丁寧に葬られた犬骨がありました。 「HACHI約束の犬」 この映画のいいところは、秋田犬を使い、名前も「ハチ」になったのは自然ないきさつになっているということ。よって、日本版とはまた違う次元で自然とハチと主人との交流を見守ることができた。また、随所にハチ視線の映像を使っており、よりハチの気持ちが分かる仕組みになっている。 監督 : ラッセ・ハルストレム 出演 : リチャード・ギア 、 ジョーン・アレン 、 サラ・ローマー 、 ケイリー=ヒロユキ・タガワ 、 ジェイソン・アレクサンダー しかし、がっかりしたのは、結局リチャードギアとハチとの交流だけがメインになっており、ハチのずっと主人を待った10年間をあっという間に終わらせたというところである。本来はそこがメインにならなければならない。たんに一年二年待つならばできるかもしれない。ハチのえらいところは、そういう「人間」の常識がまったく通用しないところにこそあったのではないか。店の主人や駅長が社会のしがらみの中で変わっていったとしても、ハチは変わらなかった、そういうところを見せてほしかった。 監督が監督だけにも「もしかしたら…」と期待していたのだが、残念だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月18日 07時25分13秒
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