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再出発日記

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2012年06月05日
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カテゴリ:洋画(12~)
5月はいつの間にか13作観ていました。文字数をオーバーしたので、2回に分けます。

「ブライズメイズ 史上最悪のウエディングプラン」
監督 ポール・フェイグ
出演 クリスティン・ウィグ「宇宙人ポール」、マーヤ・ルドルフ、ローズ・バーン「X-MENファーストゼネレーション」、クリス・オダウド、メリッサ・マッカーシー

ブライズメイズ(花嫁介添人)というのは、結局ウエディングプランナーを友人達が引き受けるということなのね。

全米では、大笑いの渦だったみたいだが、日本では、一部分受けに終わるだろうと予測します。とりあえず、私の感想はそうです。アメリカン下ネタジョークは日本には馴染まないと思う。

「ハングオーバー」女性版か、はたまた裏「セックス・アンド・ザ・シティ」か、という宣伝文句は全く正しい。途中で帰ろうかと思った映画は久しぶりだった。後半は無理矢理感動、恋愛もので終わらしたので、何とか見終えることが出来た。女性の感想はどうなんだろう。

シネマ・クレール
2012年5月1日

『愛しの座敷わらし』
監督 和泉聖治
出演 水谷豊、安田成美、濱田龍臣、橋本愛、草笛光子
盛岡の夏は美しいねえ、特に舞台になった遠野?
久しぶりの金子成人の脚本、職人監督和泉聖治のコンビで、可もなく不可もない家族映画を見てきました。
あまりにも簡単に家族が仲直りするけど、これも座敷わらしのおかげだと思えば、納得がいくわけで…。水谷豊と安田成美、この二人で曲がった心の子供が出来るはずがない。冒険の全くない作品でした。
2012年5月1日

「わが母の記」
監督 原田眞人
出演 役所広司、樹木希林、宮崎あおい、三国連太郎、

劇場 Movix倉敷
昔「しろばんば」は愛読書だった。中学生の時、少年の成長記は一通り読んだ。下村湖人「次郎物語」山本有三「路傍の石」。これもその一つだった。一つ特徴的なのは、あまり教訓的では無いこと、お祖父さんの妾と一緒に土蔵に住む少年の日々が何とも哀愁を帯びていたということだった。「母親に捨てられた」そう少年の心に染み付いた想いは、読んでいる私の心に傷とは残らなかったと思う。この作品執筆時期には、まだ実の母親のホントの気持ちには、井上靖は気がついていないはずなのではあるが。

井上靖の自伝小説で追いかけたのは、疾風怒涛の柔道に明け暮れた大学時代まで。それ以降の話は全く知らなかったので、とても新鮮に観る事が出来た。

樹木希林のゆっくりと呆けて行く様があまりにもリアルで、かつ、洪作の母親としての存在感が素晴らしい。これで彼女に主演女優賞が行かなければ、どれで取れるのか、と私は思う。

介護施設も整っていないこの頃、母親の為に女中を頼み、別荘地に一年ほど避難出来る境遇は特別な環境であって、「普遍的な話」ではないのだろうか。そうではない。母親の呆け方や、家族の右往左往は、多かれ少なかれ階層と時代を越えて、とても共感出来るモノに仕上がっていた。家父長的な作家の家族の姿こそいまはないが、一つの家族の典型を作っていたと思う。

役所広司は職人的な仕事をこなし、作家の視点だけでは平坦になる為、娘の視点も、宮崎あおいは単なる語り部に終わらないリアル感を出していた。

誰でも「思い出す」部分がある力作だった。
2012年5月6日

「おとなのけんか」
監督 ロマン・ポランスキー
主演 ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツ、ジョン・C・ライリー

原題は「CARNAGE」
【名詞】【不可算名詞】
大虐殺.
用例
a scene of carnage 修羅(しゆら)場.
[イタリア語「死肉」の意]
by研究社 新英和中辞典

私は普通の犬も食わない「けんか」の意味かと思っていた。やはりそうじやない、「死肉」ですな。

大ヒット舞台劇をポランスキー監督がオスカー女優男優を駆使して、飽きもさせぬ室内劇に仕上げた。CMを観た限りでは、二幕ものかな、と思っていたが、何と一幕もので一挙に見せてくれた。本来、一瞬にして攻守逆転、敵味方入れ替わるには、それなりの「間」が必要なはずだが、この四人には必要ない。偽善と傲慢、傍若無人とヒステリー、大人の様々な「嫌な所」をこれでもか、というくらい見せてくれる、いうなればそれだけの終わったらなんかスッキリするような作品です。

ラストは大人のけんかに子供には出る必要はなかったという意味か。

劇場 シネマクレール
2012年5月7日

『テルマエ・ロマエ』
監督 武内英樹
出演 阿部寛、上戸彩、竹内力、北村一輝、市村正親、宍戸開、キムラ緑子、笹野高史

Movix倉敷
平日なのに、なかなかの入りでした。始終笑いが起きていましたが、今のまでのコメディと違い、爆発的な笑いではなく、「ああ、昔のローマ人が現代のお風呂を見たら、こんな処が凄いと思うんだ」という「発見」の笑いなのです。昔の映画には、この様な「文明風刺」の笑いが多かったとおもうのですが、最近はとんと見ない。そういう意味で新鮮です。

基本的に原作通り。ローマの施設再現は少しちゃちぃ処はありましたが、まあ、コメディなんで許されるでしょう。上戸彩がかわゆく、少し色っぽく、大人になったんだなあと実感しました。いいコメディアンヌをしていたと思います。竹内力が「三途の川」と言った時にはドキリとしました。最後は、温泉に浸かれて良かったんじゃ無いでしょうか。
2012年5月10日

『宇宙兄弟』
とりあえず、JAXAの試験を受けてみたいなあと思っているひとにとっては、為になる映画だろうと思う。後、ほかに良いところは…、見っ、見つからない!
監督 森義隆
出演 小栗旬、岡田将生、麻生久美子、堤真一、濱田岳、新井浩文、井上芳雄

「幸せの教室」
監督・製作・脚本・出演 トム・ハンクス
出演 ジュリア・ロバーツ、
学歴を理由にスーパーの店長をリストラされた主人公が、再就職の為に入学した学校でさまざまな人と出会い、世界を広げていく。という話らしいので、(色々参考になりそうで)ものすごく期待していたのだけど、 都合いい脚本とだらけた演出、意味不明のセリフ。トム・ハンクスって、こんなに才能無かったけ。

メリル・ストリープの次女 グレース・ガマーがトムのクラスメートとして出ていたが、全くのその他大勢。何の輝きも無かった(当たり前か)。

(注意 )私の映画評は基本辛口です。絶賛するのは、約1/5の割合です(多分)。悪口記事を読まされるのは不快だ、と思われる方は、遠慮無くコメント下さい。載せるのを控えるべきか、検討します。






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最終更新日  2012年06月06日 01時43分58秒
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