カテゴリ:智麻呂絵画展
第94回智麻呂絵画展 本日は第94回智麻呂絵画展であります。 水仙は雪中花とも呼ばれる通り、寒さには強い花にて、冬の花でありますな。我が里の道の辺では昨年の12月から咲いていました。 降る雪は いたくな降りそ 水仙の 花と聞かばや 海鳴りの声(偐家持) 来し方の 道もよしとや 水仙の 花はすっくと 咲きて語らず(偐家持) 白い冬の花が水仙なら、赤い冬の花は山茶花でありますな。 キンカンの実と蝉の抜け殻。これは智麻呂さんのご友人、寺◎氏が絵の材料にと下さったものだそうな。蝉の抜け殻がとてもよく描けていますな。 では、ここで暫し小休止。フルーツなど召し上がり、ご休憩遊ばされませ。その間に、ヤカモチは次のヒヤシンスの歌でも考えて置きましょう(笑)。 とは言ったものの、カタカナ文字のヒヤシンスは万葉調の歌にはなりにくうござるな。で、駄洒落の戯れ歌で胡麻化して置きます。 来ぬ筈の 角に車の はっとして 心も身をも 青くヒヤシンス まあ、車の方もハッとしたことでしょうな。 ヒヤシンスの馬鹿歌、失礼仕りました。 父母が 殿の後方の 百代草 百代いでませ わが来るまで (父母が住む建物の後ろに生えている百代草、その草のように百歳までも長生きして下さい。わたしが帰って来るまで。) 上のノジギクの絵は小万知写真集から絵にされたものであります。
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