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カテゴリ:Premier League
現地時間の昨日、ロンドンの病院でジョージ・ベストが息を引き取った。
ユナイテッドの伝説的選手だったベストは、1968年のチャンピオンズカップ初優勝時のメンバー。天才的な技術と類稀な才能で人気を博した。その一方で、モデルのようなファッションや、アルコールなどの不摂生がたたり、20代半ばでキャリアに幕を下ろすことになった。そしてそのアルコールから肝臓を壊し、人生にも幕を下ろすことになってしまった。 年代が違うから、当然リアルタイムでプレーを見てないけど、DVDなどで見る限り、「破天荒」そのもの。サッカーが好きやからプレーする。酒が好きやから飲む。女が好きやから遊ぶ。ピッチ内外問わず、“BEST”らしく生き続けたように思う。だからこそ魅力ある選手に映り、ファンからの人気も得ていたんやと思う。 「彼は素晴らしい選手だった。 ユナイテッドの誰もが、彼をクラブ史上最高の選手の1人だと思っている。 そして、とても人当たりの良い素晴らしい人間だった。 彼は我々に素晴らしい思い出を残してくれた。」(ファーガソン監督) 「ユナイテッドの歴史は、ベストのような人々が作り上げてきた。 ピッチ上で彼のような輝きを放つ選手は他にいなかった。 彼のプレーを観た観客たちは誰もが勇気付けられていたし、 彼自身は試合にとても貢献していた。 フットボール界は偉大な人物を1人失ってしまったんだ。 そして私も親愛なる大切な友人を失ってしまった。」 (ボビー・チャールトン:チャンピオンズカップ優勝メンバー) 病気を患ったあと、医者にアルコールを止められながら飲み続けたために、このようなことになってしまった。でも不謹慎かもしれんけど、そこでアルコールを止めてたらベストじゃないように思う。 最後まで“BEST”らしく生き続けたベスト。これからは、あの世で好きなだけ飲んでください、“BEST”らしく。 ほな、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.26 12:59:19
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