今年のクラシック音楽アカデミー候補になると予想!
待望!ブーレーズのマーラーチクルス、遂に完結。偉業最後を飾るのは交響曲10番からのアダージョと、歌曲集「子供の不思議な角笛」。岐宿も今年はマーラー生誕150年、それに相応しいチクルス全集となる。オケはクリーブランドOに歌い手がマグダレナ・コジェナーとクリスティアン・ゲアハーヘルという理想的な声楽陣だ。御多分にもれず、今年のアカデミー賞、筆頭与力ではないだろうか。音を聴かずとも高鳴るのは小生だけではあるまい。期待の1枚だ。9月22日発売!ピエール・ブーレーズ/マーラー:子供の不思議な角笛、交響曲第10番からアダージョマーラー:歌曲集《子供の不思議な角笛》(1)番兵の夜の歌、(2)むだな骨折り、(3)不幸のときのなぐさめ、(4)誰がこの歌を作ったのか?、(5)この世の生活、(6)レヴェルゲ、(7)さかなに説教するパトバのアントニオ、(8)ラインの小伝説、(9)塔の中の囚人の歌、(10)トランペットが美しくひびくところ、(11)高き知性をたたえて、(12)少年鼓手マーラー:交響曲第10番から アダージョマグダレナ・コジェナー(メッゾ・ソプラノ(2,4,5,8,10,11))クリスティアン・ゲアハーヘル(バリトン(1,3,6,7,9,12))クリーヴランド管弦楽団、指揮:ピエール・ブーレーズ録音:2010年2月 クリーヴランド 1995年に始まったブーレーズによるマーラーの交響曲シリーズがこの交響曲第10番で遂に完結。下記にピエール・ブーレーズ(京都賞2009受賞者)のメッセージ映像があるので、ご覧頂ければと思う。彼の音楽に関するコンセンスが鏤められ、芸術と音楽と文学の繋がり等が良く見渡せる。