残飯に味噌汁もよい!犬にも塩分は大切だ! 偽装だらけの犬の世界10
人の食べ残しに味噌汁で味をつけた食事は犬にとっては最高の食べ物だ。犬は有史以前から、何千年も人の食べ残しを食べて繁栄してきた。犬が塩分を取りすぎで、健康を害したり、死んだという史実はないだろう。昔の犬は人の残飯を食べて長生きした。犬の食事について塩分が歴史上、問題になったことはないだろう。 科学的に考えてもありえない。犬にとっても塩分は必要不可欠なミネラルだ。塩分のナトリウムがないと人だけでなく犬も心臓が動かなくなる。哺乳類の心臓はナトリウムとカリウムの作用で自力で収縮と拡張を繰り返して血液を循環している。心臓の自律運動だ。つまり、塩分のナトリウムが不足すると心臓が機能しなくなる。科学的な詳細な記述は手作り食餌は愛犬の塩分不足に注意! にある。 ドッグフードが発売されたのはわずか半世紀前だ。つまり、第二次大戦後にアメリカで最初に発売された。農産廃棄物や畜産廃棄物が原料だ。捨て場所に困っていたゴミの有効利用だ。 そのドッグフードを売り出し、拡販するために、犬には塩分が有害であるかのようなウソの情報が意図的にドッグフードメーカーから流された。つまり、犬には残飯を食べさせないようにして、ドッグフードをできるだけ沢山売りつけるためだ。誇大広告というよりも偽装広告だ。多くの国民がだまされている。悪質な詐欺商法だ。 その詐欺商法には獣医も加担している。動物病院でドッグフードを売って儲けるためだ。その獣医は、たとえば、次のようなことを言う。「犬の皮膚には汗腺がない。汗をかかないので、塩分を排泄できない。だから、犬に塩分を与えてはいけない。」 あるいは、「犬の汗腺は足の裏の肉球にしかない。犬は汗をかかないので、過剰な塩分は排泄できない。」詳細な記述は犬塩分不要論のお粗末な誤り! にある。 そのようなことをホームページやブログに書いてある獣医は科学的な学識教養がなさ過ぎる。その獣医に問いたい。人も犬も余分に摂取した塩分は汗腺だけで排出するのか。人が余分にとった塩分は腎臓で排出される。犬にも当然腎臓がある。日本の獣医は犬には腎臓がないと思っているのか。それとも、腎臓は犬にもあるが、過剰な塩分の排泄機能は犬の腎臓にはないというのか。 すべての生き物は塩分などの過剰に摂取したミネラルは腎臓で排出する。生理学の常識だ。日本の獣医界は何かが狂っている。科学的に物事を考えることができない輩が大手を振ってのさばっている。情けない話だ。 上記のように、塩分が不足すると、人だけでなく犬も心臓が正常には動かなくなる。仮に、人も犬も塩分を過剰にとっても余分な塩分は腎臓で排出する。塩分についての誤った情報は有害無益だ。人の食事の塩分濃度は犬にも適している。犬は何千年も人の残飯を食べて生きてきた。心配無用だ。歴史が証明している。 愛犬のパピヨンのパロにはドッグフードは全く食べさせてない。主食は鳥の「手羽先の先」だ。一食分に小分けした冷凍品を電子レンジで骨の髄の血の色がなくなるまで加熱して、出てくる汁まで食べさせている。その汁に塩分が含まれているので、特に味付けはしてない。ゆでないことが大切だ。ゆでると肉の細胞外液に含まれている塩分が水に移る。 肉や魚は人の料理品をそのまま食べさせている。トウガラシなどの味がついているものも大好きだ。何でも食べさせている。前記の手羽先の先以外は愛犬用の食餌をわざわざ調理することはしない。人と同じものを食べさせている。鯛や鯵、秋刀魚の残り物も喜んで食べている。鯛の骨が喉に刺さるような食べ方はしない。 鯛の骨が喉に刺さるような食べ方をする犬がいたら、よほどの過保護の犬か、本能的な生き方までなくなっている犬ではないかと思っている。そのような犬にめぐり合ったことはない。いないのではないかと思っている。 関連随想 1 手作り食餌は愛犬の塩分不足に注意!? 2 愛犬も塩分が不可欠!人と同じ哺乳類だ! 3 犬塩分不要論のお粗末な誤り! 4 犬にビタミンCは不要だが、塩分は必要だ!5 愛犬に塩分はほんとに害か? 6 塩分や香辛料は愛犬にほんとに害があるか? 7 愛犬の手作り食餌の塩分に関する随想集! 8 愛犬の手作り食餌に関する随想集! 9 ドッグフードだけの犬はかわいそうだ! 10 鳥の骨は加熱したものが愛犬に最良の食材! 偽装だらけの犬の世界9 写真のつづき 参考随想 狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃54編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ