避妊去勢でホルモン欠落のいろんな難病に! 皮膚病、脱毛症、肥満、尿失禁、不定愁訴等
卵巣を摘出した女性の深刻な悩みをフジテレビの「スパイスTV どーもキニナル!」で偶然視聴した(2009.6.25)。ミュージシャン・より子(25)の卵巣ガンとの闘いの話だった。2歳の時にガンが見つかり、右卵巣を摘出し、21歳の時に左卵巣にも腫瘍ができ、卵巣の一部を残して切除した。卵巣ホルモンが不足しているので、更年期障害のような症状を呈する。体がだるいを通り越して、暑い泥沼に入り込んでいる感じとのこと。 卵巣の一部は残してあるのに、卵巣ホルモンの分泌が不足して、心身ともに耐え難いような苦難を強いられているとの話。 ブログ「愛犬問題」にガンのために卵巣を摘出した他の女性の卵巣欠落症状を紹介したことがある。卵巣は女性ホルモンのエストロゲンを分泌している。睾丸は男性ホルモンのテストステロンを分泌している。それらのホルモンの分泌がなくなると、女性も男性も苦渋苦難の生き方を強いられる。ホルモン剤の補給が生涯必要だ。薬がないと人としての正常な生活ができないとその女性はご自身のブログで述懐している。詳細は関連随想No2にリンクしてある。 今日は犬の避妊・去勢手術について記述する。結論から先に言う。犬の卵巣・睾丸を摘出する避妊・去勢手術は犬には有害無益だ。悪徳業界が儲けるためだけに、国民の愛犬家をだまして、犬の避妊・去勢手術が行われている。自称動物愛護団体も犬の避妊・去勢手術を収入源の一部にしている。犬の幸せは無視している。偽善団体だ。 人の避妊・去勢手術と犬の避妊・去勢手術には技術的にもその効果にも月とスッポンほどの差がある。獣医界はその雲泥の差を愛犬家に隠している。国立獣医系大学の教授陣もその医学的な差異を知らない筈がない。獣医の社会的な地位を上げるにはその収入を増やすことが当たり前だと妄信している連中だ。詐欺師の考えと同じだ。学者バカと言うよりも犬の天敵だ。 もし、ほんとにその医学的な効果の差異を知らないなら、愚劣きわまる。牛豚の研究をしていて、知能も牛豚に近づいている。犬などの高等動物の治療に関与すべきではない。獣医大学を去るべきだ。国立大の研究費は税金だ。知能の低い者の研究には世の中のためになる研究成果は期待できない。税金の無駄遣いだ。 人の避妊・去勢手術と犬の避妊・去勢手術とは根本的に違うことはすでに詳述したが、再度、その主要部を転載する。 犬の避妊は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる! 医療技術的な難易度も人の避妊手術のほうが高いが、それよりも、手術後に人や犬の心身に与える影響には雲泥の差がある。 人の避妊手術は卵子が受精できないようにすることだけを目的にしている。人の避妊手術の卵管結紮(けっさつ)術は卵子が通る細い卵管を探し、細いヒモで縛って卵子が通過しないようにする繊細な技術だ。 卵巣はそのままなので女性ホルモンのエストロゲンは分泌される。だから、女性は妊娠をしないだけであり、心身ともに健康だ。手術後の弊害はない。 一方、犬の避妊手術は犬の卵巣を切除する。子宮も同時に切除する野蛮な獣医も多い。自然の摂理で授かった生き物の内臓を切り取ると、どのような弊害が起こるかは考慮されてない。簡単に避妊手術ができ、獣医が儲けさえすればいいのだ。 では、犬は避妊手術後にどのような弊害をこうむるのか。犬は卵巣を切除されたことにより、女性ホルモンのエストロゲンの分泌がなくなり、卵巣欠落症状を呈する。犬の精神状態が女性の更年期障害症状の不定愁訴の自立神経失調症になるだけでなく、肥満になり、酷い脱毛症を発病する犬もいる。尿失禁にもなる。関連随想No2に詳述してある。 もし、犬の避妊手術の手法を人にも勧める医師がいたら、世の指弾を受け社会的に追放されることになるだろう。卵巣切除手術は技術レベルが低い上に手術後の心身の健康を無視しているからだ。 人にも犬にも良い立派な医療技術があるのに、なぜそれを無視しているのか。 卵巣や子宮を切除すると、癌の予防になるとウソを言って愛犬家をだますために、犬の卵巣や子宮を切除しているなら、許せない蛮行だ。白衣を着た悪魔の詐欺行為だ。 去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! 男性の不妊手術のパイプカットと犬の去勢手術の睾丸切除とは技術的にも心身に与える影響の面でも全く異なっている。 パイプカット(精管切除術)は精子の通る管を切るだけだ。男性ホルモンを分泌している睾丸の機能はそのまま残っている。男性は睾丸ホルモンの分泌があるので、性欲はなくならないし、性行動も正常だ。心身ともに健康だ。 一方、犬の去勢手術は睾丸を切除してしまう。雄犬は睾丸ホルモンの分泌が突然なくなるので、性欲はなくなり、性行動もできなくなる。雄犬ではなくなる。 では、なぜ、男性の場合は睾丸を切除しないのか。睾丸を切除するとどんな弊害が起こるかを考えてみると犬の不妊手術の弊害が明らかになる。 睾丸を切除すると性欲がなくなるだけでなく、人も雄犬も更年期障害症状を発病する。男性ホルモンのテストステロンが分泌されなくなるからだ。 女性の更年期障害は周知だ。男性も個人差はあるが更年期障害が強く出る人がいる。その弊害の一つが不定愁訴という病状だ。全身の倦怠感、めまい、頭痛、下痢、不安、無気力、意欲低下などだ。物事に集中できなくなり、やる気もなくなる。自律神経失調症の症状の一つだ。 去勢手術した犬がおとなしくなるように見えるのは自律神経失調症の不定愁訴の病状が現れているからだ。性格がおとなしくなったのではない。 去勢手術の弊害の二つ目は犬が肥満体になることだ。 最も怖い不妊手術の弊害は雄犬も雌犬も酷い脱毛症を発症することがあることだ。その実例を挙げる。去勢により皮膚病になったワンちゃん(元の写真は関連随想No1にある。) 男性の前立腺ガンの場合、両睾丸を切除することがある。それはあくまでも前立腺ガンが発見された人の場合だ。 つまり、前立腺ガンになる男性はきわめて少ないから、全男性にガン予防のために睾丸の切除を勧める医師はいない。もしいたら、精神異常者だと非難され、廃業に追い込まれるだろう。 なのに、獣医は健康な犬の睾丸切除を勧めている。ガン予防や他の病気の予防になると科学的な根拠のないウソをついている。 日本の獣医界は金儲けに狂った三流人間が野蛮な蛮行を常習している詐欺集団だ。 関連随想1 保健所の不妊手術で保護した犬が脱毛症に! 里親に出す犬に避妊手術は有害な偽善行為だ2 避妊去勢手術で犬は卵巣欠落症の不定愁訴! 卵巣ホルモンがなくなり若い犬も更年期障害3 不妊手術の卵巣切除で犬も記憶障害になる! 女性ホルモン欠乏でマウスに障害!理研発表 4 避妊手術の卵巣子宮切除で愛犬は尿失禁に! 卵巣欠落症状 5 犬の避妊手術は卵巣切除、人は卵管を縛るだけ! 犬はホルモンがなくなり卵巣欠落症になる!6 去勢の睾丸切除手術で犬は心身共に病気に! 睾丸ホルモン欠落症の皮膚病で脱毛! 7 避妊去勢で肥満で皮膚病!毛並みも悪くなる 犬の健康と長寿には有害無益! 8 犬の殺処分の頭数を避妊去勢で減らせるか?9 避妊や去勢で犬の性格がおとなしくなるか? 10 去勢手術で愛犬死亡!補償しない悪徳獣医! 損害賠償訴訟を! 11 一切責任を取らない獣医の契約は無効だよ! 民法90条、消費者契約法等12 乳腺腫瘍予防ための避妊去勢は不正診療だ! 偽装だらけの犬の世界19 13 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな! 14 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術! 危険度が違うぞ! 15 犬は避妊手術でガンにならない?欺瞞だ! 16 愛犬を麻酔で犬死(いぬじに)させないで!