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カテゴリ:こんな肥料の使い方
樹勢回復には、液肥の“かん注”という手もあります。K
9月の高温・干ばつと、ひきつづきの10月の台風の影響による日照不 足、さらには樹勢がもどらぬうちの寒波の襲来という天候の不順つづき が原因で、ハウス作物の調子がでない という質問よくいただきます。 そんなときに むかしからよくお薦めするのが、液肥の“かん注”です。 再掲載となりますが、よろしかったら。 ↓ これが “かん注機”と“かん注”を している様子になります。 液肥の葉面散布や薬剤をかけるときに利用する動力式噴霧器に“かん 注機”を 取り付けて使用しますよ。 持ち手のところについているレバーを引くと、高圧圧縮された液肥が 空気といっしょに噴出されるという仕組みになっています。 したがって 作物の植えられている畝に“かん注機”を差してレバー を引くと、根の近くに液肥と空気を届けることが可能になるというわ けですね。 こちらは ピーマンハウスでのかん注施肥 のようす。 こちらはミニトマトハウスでのかん注施肥 のようすとなります。 今回ご紹介した 畝のなかに局所施用するという かん注施肥の利点 ですが、 ● 作物の生育を揃えることができる〔量を加減することで〕 ● 地温を低下させない〔通常の液肥かん水施用に比べて〕 ● 肥料を節約できる という具合になります。 使用した液肥は、多木化学の有機液肥3号。6―8―4という成分割合の リンサン成分がおおい、いわゆる山型の液肥となります。ちなみに、こ のお二人の栽培者さんの場合は、有機液肥3号の100倍液を使用され ました〔試される場合の倍数についてはご自分で確認しながら試されて くださいね〕。 かん注 というやり方ですが・・・・ 液肥の種類を、マグネシウムやリンサンの多いものに変える ことで、“悪伸び”している樹を抑えることも可能になりますよ。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 27, 2013 02:03:35 AM
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