【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

皆さん、長い間お付き合いいただきありがとうございました。今回で北陸シリーズも最終回でございます。金沢百万石祭りレポートから始まり、敦賀市内散策、福井市内の名所旧跡と来て最後は鉄です。今回も動画を載せています。前回までの動画は陸羽西線のものでしたが、今回からは陸羽東線での撮影分です。早朝の山間部走行なので、もやっていますよね。

では、最終回に着手します。



最初の画像は北陸本線金沢駅の出発案内板です。中段に、富山方面の出発案内があります。金沢から東京方面には双子のようなダイヤで兄弟列車が発車します。先発が急行「能登」、後発が寝台特急「北陸」なのです。出発時刻は３分しか違いません。



金沢駅を出発する直前の並びです。この二つの列車は運行区間も金沢＝上野と全く一緒なのです。



そこで、アホのnotoshunは先発する急行「能登」を津幡まで楽しみ、そこで、後続する寝台特急「北陸」に乗り換えることにしたのでございました。



先ずは急行「能登」の顔をご覧下さい。見事にボンネットです。形式は４８９系であります。もともとは特急「白山」に使用された車両でございました。４８９の「９」は碓氷峠の補機協調運転設備を積んでいることを示しております。





急行「能登」の客室です。一昔前の特急のハザでございます。「能登」は座席夜行なのでございます。何となくノスタルジックな列車なのです。先ずは出発アナウンスをお聞きください。妙なオルゴールでアナウンスが始まります。

【音声】「能登」の出発アナウンス約３分





急行「能登」にはこんなラウンジもあります。鉄道漫画の「鉄子の旅」でも紹介されているのでちょっと有名です。上りと下りで全然雰囲気が違います。上りは静かなラウンジですが、下りは、首都圏の通勤電車の側面もあって、酔ったサラリーマンで一杯になります。



これまた古臭い装備ですが、「能登」には電話室があるのです。電話室…。０系新幹線では散々お世話になりました。私は実体験が無い時代ですが、昔は車内電報サービスなどと言うものもあったそうです。



「能登」の車内広告です。妙高高原駅の近くのホテルの宣伝です。あのー妙高高原って信越本線ではありませんか…。この広告は特急「白山」として運行されていた頃の広告なのでしょうか？。現在の急行「能登」は、信越本線の走行は、直江津から長岡（正確には宮内）までのみで、妙高高原は通りません。



このようなゆかしい列車を津幡で降りてしまいました。流石に疲れていたので、さっさと寝台特急「北陸」に乗り換えて眠ってしまいたかったのです。



津幡駅は北陸本線と七尾線の分岐駅なのですが、あまり特急は停まりません。日中のサンダーバードなんかはがんがん通過するのですが、夜行列車はダイヤに余裕がある（そもそも上野＝金沢は夜行運転としては大変距離が短いのです）ので、「能登」も「北陸」も停車するのでした。



急行「能登」を追って津幡駅に入線する、寝台特急「北陸」でございます。これだけ暗いので、当然スローシャッターでして、列車は流れ、柱はしっかり写っております。露出時間は１秒でございました。



寝台特急「北陸」にはこのような設備がございます。シャワールームです。



車掌からカードを購入して入浴（というのでしょうか）致します。



ヘアドライヤーが付いている訳です。この辺り、ビジネス特急と言う感じです。「北陸」は金沢を１０時過ぎに出発し、上野に６時過ぎに到着します。そのまま仕事しろ、と言わんばかりの装備なのです。こんなものを撮影しているうちに富山駅に到着しました。

【音声】「北陸」の出発アナウンス約３分

寝台特急「北陸」では２回出発アナウンスがあります。これは割と珍しいのでございますね。北陸地方らしいのですが、政治の中心である金沢と、経済の中心である富山の輸送需要ボリュームがニアリーイコールでございますので、富山出発時にも始発駅と同様の長いアナウンスが行われました。このアナウンスの直後に寝付きました。Ｚｚｚｚｚ。





夜が明けた後の寝台です。当然ながらＢ個室寝台「ソロ」を利用しました。何度も同じことを書きますが、Ｂ個室寝台とＢ開放寝台が同じ値段と言うのは…。



個室寝台の廊下でございます。朝の寝台車というのは何となく空しい雰囲気でございますね。到着が早朝と言うこともあって、人気がありません。





上野駅に到着しました。到着時に撮影した機関車でございます。長岡のＥＦ６４の１０００番台でございました。長岡で機関車を付け替えたのでしょうけど、寝ていたので全然気付きませんでした。



機関車と客車の連結部でございます。機関車側の連結器がなにやら胡散臭い形状をしておりました。



このＥＦ６４－１０３０はちょっと特殊な連結器を装備していたのです。甲種回送に使用される釜でございました。



甲種回送に使用しやすいように、このような、自動連結器とも密着連結器とも連結できる、特殊な連結器を装備していたのでした…。



以上で、「北陸ブラブラ」シリーズを終了します。最後に積み残しの音声を入れて置きます。

【音声】「サンダーバード５０」の出発アナウンス約３分

長期間に渡る連載にお付き合いいただきありがとうございました。次回以降は、インターミッション（朝霞への日帰り小旅行）を入れ、更に、ＪＲ東日本仙台支社が運行したイベント列車をご紹介するシリーズを始めようと思っています。

【昨日のマイレージジャンキー的な成果】

朝食（ＳＵＩＣＡ）　４マイル（ＪＬ）
ローソン（ＪＣＢ）　３×１．５倍≒約４マイル（ＮＨ）

良ければ一票お願いします。

過去の旅行先の一覧はこちらに！