墓参に行った帰り、多摩センターのイルミを見に行った。
クリスマスが近づくにつれ、あちこちでイルミが点灯し、花のない季節に華をそえている。
それぞれのイルミはそれぞれのよさがあるのだが、多摩センターの駅前は緩やかな坂になっていて、しばらくあるくと駅前に続く道が見下ろせ、その両側に点灯する明かりが幻想的な雰囲気を作っている。
坂の上には、行ったことはないのだが、サンリオのテーマパークがあるらしく、キティちゃんの大きな人形がある。ここはテーマパークの入り口でもあり、キティちゃんの人形は当然なのだが、他のキャラに比べると、キティちゃんはやたらにどこでもみかけ、すこし安売りしすぎている感もある。もっとも実態は無断使用が多いのかもしれないけど…。
イルミは見事だし、しゃれた商業施設もある。ただ東京の週末にしては人通りが少ないような気もする。
ベッドタウンであれば、都心から帰ってくる人々もいるはずなのだが…ちょっと郊外にでるとこんなものなのだろうか。
帰りは多摩川沿いの道を通ったが、等々力や多摩といった共通の地名が東京側と神奈川側にある。
そういえば多摩川は国の境ではなかった。都県境になったのは明治以降のことである。