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テーマ:家族(111)
カテゴリ:DV
今夜は久々の男のグループワークでした。わけあって、二回程続けてワークを欠席しましたのでひさびさと言う感じ。
ファシリテーターは私。ワークは「家事充実度」。様々な家事について、自身がどれだけ充実して実行できているか、図示し、それを数名のグループで話し合うというもの。 ワーク参加者は別居や離婚で単身生活を余儀なくされている方も多く、生活を成り立たせるための家事がどれだけ達成できているかと言う事も、その人の回復に無関係ではありません。 家族関係が破綻した直後は、多くの男性は家事どころか、食事や睡眠もできなくなります。常に思考が、その事になってしまい、深い悲しみや絶望感になったり、裏切られた痛みは怒りになったりもします。 一人で考えていても埒はあかないし、楽になる事もありません。けれど、みんなと語り合ったり、何か身体を動かしていたりすると、外からの刺激が入るため、頭の中で考える事がいったんストップしたり、別の思考回路が動き出したりします。 日常的な家事は、単に生活の必用という意味だけではなく、自身の身体感覚を覚醒し、暴走する脳の思考回路を減衰するという作用が期待できます。また、ルーティンとして家事を行うようになると、自身の生活の自動性もでてくるので、一人悩んで考え込むと言う状態から抜け出しやすくなります。 ワークの時間がさほど長くないので、何時間もかけて遠方から参加してくれている参加者にはほんと申し訳ないけれど、わいわいと弾む語りを途中で切り上げてもらって、シェアリングしてもらいました。何気ない家事と言う行為も語り合うといろんなものに気づきがあったようでした。 私自身も、買い物や料理などの家事行為で自分の心身の安定を維持しているってのが実感できました。見切り品コーナーの買い物依存で、逃避行為として料理する私と言ってもあながち嘘ではありません。今のところ実害はでていないから、それをなくそうなんて考えてないけれどね。 そうそう、この22日から徳島で、女と男のグループワークを行います。四国にお住まいで関西のワークになかなか参加できない方、ぜひいらしてくださいね。詳しくは家族再生センターにお問い合わせくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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