カテゴリ:活字
それはいつもとなんら変わらない朝の出来事。
出勤前に淹れた珈琲を魔法瓶に詰め込もうとする最中、それは起こりました。 私は魔法瓶に珈琲を詰める際、お湯で魔法瓶の中を温めてから珈琲を入れているのですが 温め終わったお湯を耐熱ガラスのビーカー(みたいなもの)に捨てているのです。 ビーカーには、抽出し終えた出がらしの珈琲粉が詰まったドリッパーをかぶせていて ドリッパーをどかすのが面倒くさいので出がらしの珈琲粉めがけて魔法瓶の湯を捨てたのです。 「あっ」 というまにドリッパーが、不安定なお湯の重みにより傾き倒れ、大量の湿った珈琲粉が テーブルやカーペットにぶちまけられました。 このとき、出勤にギリギリ間に合う時間まであと5分。 どーするの?どーするのワシ? 脳内では蜂の巣をつついたかのごとくパニックになるのかと思っていたんですけど 意外や意外、私は冷静でした。 『これを短時間で片付けるのは無理! とりあえずミルやケトルの電源をコンセントから抜いて・・・ あとは出勤に対して意識を向けるのだ!』 その判断が良いか悪いかはさておき、会社には無事間に合いました。 タイムカードを押して安堵したのも束の間、じりじりとボディーブローのように 今朝の惨劇がフラッシュバックして私を悶えさせていきました。 いやー、珈琲道には危険がいっぱいですね!ものぐさ(面倒くさがり)はダメ。絶対! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.25 22:14:36
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