カテゴリ:M【中東】での想い出
皮肉なことに、アラブ産油国というのは、アラブのなかでも遅れているというか、いまだに中世・・・という感じの国が多い。
アラブのなかでも後進国と言っていい。 もっともそれは文化や民度の面であって、オイルが生み出した巨万の富で、国としては金満、欧米の消費文明もドッと雪崩れ込んで、一見マンハッタンと変わらない光景になっている国も多い。 経済面では劣っても、エジプト・シリア・レバノン・イラクなどは歴史や文化や民度的に言えば、産油国よりずっと高度なものがあると思う。 言っては悪いが、サウジアラビア・UAE・クエート・カタールなどは土候国と呼ばれていた国々だ。 アッラーの神の思し召しか?よりによって、最も恵まれないところに石油が出た。 最初は、ペルシャ湾に浮かぶ小島の王国、バハレーン。 ここで中東最初の石油が発見された。 私にとってもバハレーンは始めて訪れた中東の国だ。 バハレーンは古代、商業・貿易の航路の中継点として反映した国で、一説によるとイブとアダムが住んだ「エデンの園」であるとも言われている。 確かに古代の遺跡がある。 オアシスもある。 欧米人にとっては、一時英国海軍の基地でもあった歴史的背景もあり、比較的西欧文明との接触もある国で、対岸のサウジのとちがって外国人に対しても穏やかな対応をする人々だ。 ~~~~~~~~~ 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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