読もうと思っているほんの一つに、「図説 ケルト EXPLORING THE World of the CELTS」(サイモン・ジェームズ著)(東京書籍)がある。
ケルトという人種はヨーロッパの原住民と言われる人々で、その発祥はくわしくはわからない。
ローマ帝国を脅かす金髪の猛々しい蛮族であり、一時は欧州のほとんどを領土としていた。
フランスでは「ガリア人」と呼ばれていたが、シーザーのローマ軍に滅ぼされた。
シーザーの「ガリア戦記」でその名を残している。
英国のウェールズ・北アイルランド・スコットランド、それにアイルランド共和国などはケルト人の国と言える。
逆に言えば、英国はアングロサクソンの国・イングランド以外はケルトの国とも言える。
アイルランドからは、ジャガイモの飢饉を逃れてアメリカへ大量の移民が渡った。
今やアメリカもケルト人の国の一つとも言える。
ヨーロッパは、粗っぽく言えば、ゲルマン民族とラテン民族・文明の混合と言えると思う。
その他に、このケルト人やスラブ人がいるのだが、ゲルマン+ラテンの二大人種に比較すると傍流と言えるかも知れない。
ハリー・ポッターの舞台がスコットランドで、どうもケルト人がらみの話らしい。
日本のみならず、世界的にケルトブームらしい。
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