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週刊新潮 1月27日号から、【特集 朝日「極左記者」とNHK「偏向プロデューサー」が仕組んだ「魔女狩り」大虚報】
この特集を、ほぼ無色透明でサブノートしてみる。 もちろん、週刊新潮が基本的スタンスに於いて安倍・中川氏サイドであることはみなが知っていることだと思う。 しかし、とにかくその主張を読んでみよう。 ●この特集は、先ず、安倍幹事長代理のコメントを引用している ◇NHKが説明に来るまで、私は問題の番組の詳しい内容や放送日時を一切知らなかった ◇別件で面会に来たNHKが、自ら進んでコピーの番組の簡単な説明をした ◇それに対して、私は「公正・中立にやってください」と言った ●次に、新潮のこの特集は今回の経緯を彼らの立場から「シナリオありき」と、下記のように説明。 ○2000年12月、市民団体が都内で民衆法廷「女性国際戦犯法廷」を主催。 ◇この法廷は、従軍慰安婦問題について、昭和天皇や日本政府の犯罪を裁くもの ○2001年1月30日に、問題の番組が放送された。 ○2005年1月12日付朝日新聞は次の内容を報じた。 ◇安倍・中川両代議士が1月29日に、NHK幹部を呼びつけ、番組について中止を要請したり、修正を命じる介入を行った。 ○翌日、2005年1月13日、番組の担当デスクだったNHKの長井チーフ・プロデューサーが告発会見。彼の話の概要は次の通り。 ◇放送前日(2001年1月29日ということになる)中川氏ら(安倍氏もか?)に、NHKの幹部2人が呼び出されたと認識している。 ◇その後、番組の手直しが行われたが、両氏の意向を反映し、了承を得るための作り替えであったことは「間違いのない明白な事実であろうと思う」。 ◇放送後、信頼できる上司から、両議員から呼び出され、放送中止や改変を求める圧力があったと「聞いた」。 ◇(涙を流しながら)私にも家族がある 4年間悩んだが、事実を述べる義務があると決断した。 ○安倍・中川両氏は介入を真っ向から否定、中川氏は、スケジュール帳や事務所の面会記事などで確認した結果、NHK幹部との面談は、番組放送後の、2005年2月2日であることが判明、事前検閲は物理的に存在しなかった。 《alex この部分は客観的な事実と言うより、安倍・中川両氏および週刊新潮側の主張と考えてもいいと思う。》 ○2005年2月18日、こうした反証に対し、朝日は取材の経過を紙面で公表 ○(中川氏は一度、放送前にNHKと会ったと発言したが、それについては)、「4年前の事を急に聞かれたので、NHKの人間とは会ったと答えた ただ時期については分からないと答えた」「私がそうだったかも知れないと返答した部分を“放送前の面談”という質問とむすびつけ、向こうが描いたシナリオ通りに記事にされてしまった」と発言。 ●ここまで、新潮は「先ずシナリオありき」との論調。さらにここで朝日の本田記者についての新潮側の評価がなされる。 ○安倍・中川両氏を取材し、件の記事で指導的な役割を果たしたのは、朝日の本田雅和記者。 ○彼は人権・安保問題一筋で来た、市民運動の世界などでは有名記者。 ○数多くの書名記事を書いた記者、国際的な取材も多い。 ○著名人に議論をふっかけるひとでもあった。その最たるケースが作家・筒井康隆氏の休筆宣言に追い込んだ「てんかん差別バトル」。 ○また「ゴーマニズム宣言」の小林よしのり氏の皇太子殿下のご成婚をめぐる漫画をめぐるトラブルも起こした。 ○小林氏は、本田氏を「思いこみの激しいエキセントリックな人、常に断定口調です」と批評。 《alex注 小林氏にこう言わせるとはすごい人だな》 《alex注 やしきたかじんのテレビ番組でも、政治評論家・三宅久之氏他の人たちも、本田氏を「思いこみの極端な人」と表していたから、そういう側面はあるのだろう。 ○同じく小林氏は、「本田記者は典型的な左翼ですよ」という。 ○もと産経新聞論説委員・帝京大学教授の高山正之氏、「本田記者は、伝統的朝日体質。本多勝一氏がいなくなれば新たな本多氏が生まれてくる それが今回の本田記者なのでしょう」 ●次に「涙のチーフ・プロデューサー長井氏」についてのコメント ○NHK関係者は、こう評する。 「彼は東京学芸大学教育学部出身、専門は中国や東アジアの現代史。 中国に留学経験もあり、中国語が堪能です」 「これまでNHKスペシャルで「四大文」「街道をゆく」などを手がけていて、現場ではスキル(技能)があると評されて、チーフ・プロデューサーとしては同期で二番目の速さの出世」。 「ただし、製作する番組に偏向がありがち 【毛沢東とその時代】という番組は、一部に、毛沢東礼賛、中国側の政治的方針に迎合している・・・と批判されたことがある 《alex注 う~~ん、中国留学経験があって、毛沢東礼賛か。中国留学経験は結構な事だと思うが、私には毛沢東礼賛は出来ない》 ●次に新潮は、問題の法廷での模擬裁判そのものを「実態は政治ショー」と談じる。 ○この民衆法廷は、開催の主旨に賛同するという旨の書面に署名しなければ傍聴が認められない、閉鎖的で思想的なものだった ○不変不党、公正・中立を旨とするNHKが、この「女性国際戦犯法廷」を取りあげたこと自体が問題 《alex注 もしそういう法廷だったのなら、(もし、だが)公共放送で放送するのは不適当だったと思う》 ○法廷としながら被告(昭和天皇と日本政府)のための弁護人もいない 《alex注 もしこれが本当なら、ひどいな~ メチャメチャとも言える これでは、公正な裁判などでは無く、糾弾》 ○実際に法廷を傍聴した泰郁彦・元日本大学教授(現代史)のコメント。 「1000人ほどの参加者が、被告に有罪判決が言い渡された瞬間、みな、立ち上がり、拍手が鳴りやまない異様な状態が続きました」。 ○元慰安婦とされる女性たちの証言は反対尋問も経ず、証拠に基づく検証は一切無し。 ○最初から有罪判決ありきの、市民団体による偏向シンポジュームが実態。 ○法廷には検事役として、2人の北朝鮮の交錯活動家が参加。 《alex注 信じられないような話だが、これは事実のようだ。小泉訪朝時にこの一人が通訳を務めたという事実がある。》 とりあえず、以上。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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