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この所、昔のサイゴン駐在時代の「冒険譚」はかり【復刻日記】として書いてきたが、今日は、一時的に、軌道修正。
リンクの杉山巡さんが、最近のブログで「英語と語学センス」を書いていた。 失礼して、私との応酬をコピーっせていただこう。 テーマは、語学である。 杉山さんは、最近、英語を再勉強されているそうで、その話題になっている。 私は海外関係の仕事が多かったので、さぞや英語が達者だろうと思われているらしいが、日本人の「中」レベルでである。 日本人の中の「上」レベルではない。 松定食・竹定食・梅定食で言えば、竹定食である。 兵隊の位で言えば、中尉から大尉に昇進仕掛けと言うところである。 ポツダム大尉になるかも知れない。 そこんとこ、ヨロシク! それでも、厚かましくアドバイスじみたものを書いた。 ■ 杉山巡さんのブログ本文 Re:語学と音楽的センス 「漢字は見て憶えなさい」伊東静雄 庄野潤三さんが中学1年の時、国語の先生が伊東静雄だった。漢字をノートに書き写しながら憶えていると先生が「漢字は見て憶えなさい。時間かかるけどその方がいい」とアドバイスを受けたという。 私が中学1年の時、英語の先生から「テキストは全部暗記するように! ノートに書き写して憶えるんだ」と。 この方法、あるレベルまでは有効なのだが、壁にぶつかる。目→頭→手→書くという行為の中でノートには残るけれど、頭には残らない。 頭の前頭葉に書き込む、それを繰り返して、記憶中枢に収める。ノートに書き込むエネルギーをひたすら読む(目→頭)これは結構疲れる、しかし、この訓練に熟達しないと語学の壁は破れない。 日本語の本を読むときは難なくこれをやっている。この切り替えが今回英語を学び始める、まず、手始めだと思っている。 ■ alex99 のコメント 漢字は象形文字ですから、私も視覚で脳にプリントするのが一番だと思います。 私は英語の勉強を集中してやったことも、文章の暗記をしたこともありません。 ただジャズ・ヴォーカルをよく聞いていたのが、似たような効果を生んだかもしれません。 英語については、私は視覚より耳(聴覚)中心なようです。 特に英作文・会話などの文章は、音とリズムが出て来て、それがピタッとくると、うまく英語になるような気がします。 運動神経みたいな感じかな? ■ F杉山巡さんのコメント alex99さん。ダンスをしなくてはいけませんね。 ■ alex99 のコメント それから、英語は分析的な構造の言語ですから、私は頭自体が分析的構造モードに入っていないと、発想できません。 言語構造が全く異なる日本語から発想すると英語にならない。 だから熟語など、それだけ分離して覚えるよりも、文章全体を意味のあるものとして捉えるべきだと思います。 英文解釈(笑)については、意見がありません。 語彙次第ではないでしょうか? ■ 杉山巡さんのコメント 哲学というか、論理学ですね。 ■ alex99 のコメント ○落語家と江戸弁について 林家こん平って、よく田中角栄の話をしていましたが、新潟県出身ですね。 「笑ってガッテン」の立川 志の輔は、富山県新湊市(現射水市)出身。 地方出身者はアクセントに苦労するそうですね。 ○ 手本となるような英語 映画の男優では、Hugh Grant (ヒュー・グラント)が、オックスフォード出身で、実に上流の英語をしゃべります。 私もついて行けないですけれどね。(笑) ご参考までに、主な出演作品 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』 『ブリジット・ジョーンズの日記』 『ノッティングヒルの恋人』 『ウェールズの山』 『フォー・ウェディング』 『日の名残り』 『赤い航路』 後の3作品は見ました。 ■ 杉山巡さんのコメント alexさん、一押しのジャズ・シンガー、教えていただけませんか? ■ alex99 のコメント ジャズのスタンダード・ナンバーを歌っている古い歌手ならいいと思います。 シナトラ、ビング・クロスビー、パット・ブーンんなど・・・。 シナトラの英語は、「楷書の英語」といわれていて、どうしてそうするのかわかりませんが、外国人にもわかる、わかりすぎるほどハッキリした英語です。 本人はたしか、NYのとなりのニュージャージー州出身で、この州の訛りは、NYのブルックリン訛りに似て、かなり強いのです。 その訛りを消すために、楷書風に歌ったのかも知れませんね。 黒人は、黒人訛りがある人が多いから手本になりません。 カントリー&ウェスタン歌手もダメですよ。(笑) 田舎弁が多い。 プレスリーは、すごい南部弁。 ビートルズも、リバプール訛りがすごい。 リバプールは、アイルランド人がイングランドに出稼ぎに来て、上陸する港でしたから、アイルランド訛りそっくり。(だそうです) オールディーズのCDを聞きながら英語の勉強なんて、楽しそうですね。 歌詞を覚えてしまうと、それを会話に楽々使えます。 □□□□□□□□ 米国の南部弁と言えば、クリントン元大統領も訛っていたが、だんだん、ましになった。 ワシントンに入って、浮気相手のプレッピーなどから、きれいな発音を教えてもらっていたのかもしれない。 ブッシュはテキサス訛りと言われるが、彼の大統領としての実績ほど、ひどくないと思う。 本当のテキサス訛りはあんなものじゃない。 昔の蓄音機の回転バネが弱くなってしまったような、ひきずる話し方。 今、環境問題を論じてノーベル平和賞を受賞した、自宅の部屋数何十部屋、そこで使用する地球温暖化に貢献する電力消費が膨大なゴア元副大統領の南部訛りは、民主党の「黄門様」こと渡部恒三最高顧問の会津弁レベル。 耳の環境が悪いのかな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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