カテゴリ:V 【過去ログ 迫田さおり選手 その2】
迫田さおり選手 女子バレー レギュラー・ラウンド 1st leg
東レ/久光製薬 BS-1での中継を視聴 試合結果 久光製薬/東レ 19/25◎ ◎25/23 23/25◎ 22/25◎ 私の予想通り? 3-1 で東レの勝利 木村沙織が好調なら 3-0 もあり、と予想したが、沙織はまあまあの出来で 3-1 となった おどろいたことに、VリーグのHPは、会員登録制になり、今は試用期間だが、一週間後から課金となった(Vリーグも細かいね~) しかし、どうせ金を取るなら、全試合、チャンとした詳細選評をのせろ HPでは見れない公式記録だから、私が転載することには価値があるだろう ―――― ◇ ―――― その有料HPから(笑)、まず、Vリーグの公式選評・要約レポートを引用しよう ---- 第1セット、お互いにコンビバレーにバックアタックを組み入れた攻防で点を取りあう。中盤、東レ木村のサーブで久光製薬が崩され、3連続ポイントを許す。そこから久光製薬はリザンジェラを中心に攻めるが、東レのサーブにレシーブが崩され、荒木のブロックなどにより第1セットを東レが先取した。 第2セットも長いラリーを含む試合運びで、両チームとも息の抜けない好ゲームとなるが、久光製薬がリザンジェラのスパイクで抜けだし、セットカウントを1-1とした。 第3セット序盤、久光製薬が堅守からのレフト攻撃でリードする。その後も一進一退の攻防が続くが、リザンジェラのジャンプサーブでのポイントを足がかりに、久光製薬がリードする。しかし、東レも木村のサーブポイントなどで差を詰め、23-23と同点にする。最後は久光製薬のスパイクを東レがシャットアウトしてセットカウント2-1と王手をかけた。 第4セット、出足から迫田のバックアタックとブロックでリードし波に乗る。対する久光製薬は東レ木村にブロックの的を絞るが、荒木のクイックで切り替えされ、東レリードのまま試合が進む。しかし終盤、東レのミスから久光製薬が追いつき、勝負の行方は分からなくなる。しかし、最後は迫田の3連続スパイクでマッチポイントを握った東レが、最後は木村のスパイクで勝利し、5勝1敗とした。 ---- (Vリーグの公式選評なのに選手の名前を間違えてる お粗末 リザンジェラ・・・じゃなくて 正しくは エリザンジェラ バレーボール協会が選手名を間違えてどうするの?) ―――― ◇ ―――― 最初に、主要選手のスタッツ(公式記録=統計=stastics=Stats)を紹介しよう 久光製薬から ◆ 新鍋里沙 アタック 打数/得点/失点/決定率 47/16/3/34.0 内バックアタック 打数/得点/失点 3/1/1/33.3 ブロック 1 ---- 脅威の新人新鍋選手 私がTVで見た試合では、打てば入るという成績を残している 2年目で昨シーズンはわずか2セットしか出場しなかったというから、実質新人なのに・・・である 試合前の展望で、解説の大林素子さんが、アナウンサーから「久光の注目選手」は誰かと聞かれて「なんといっても石田選手」と答えていたが、私は「ちがうでしょ? 新鍋選手で決まりじゃない 今までどこを見ていたの?」と、ツッコミを入れていた 結果は私の言う通りになった 身長は迫田選手と同じぐらいか? 出身も迫田選手と同じ鹿児島 ただし、迫田選手が鹿児島市、新鍋選手は霧島市 といっても、鹿児島に行ったことのない私だから、土地勘が無い ただし、新鍋選手は高校は宮崎県の延岡高校だという お顔は、典型的な鹿児島人のタヌキ顔(失礼)(笑) しかし可愛いくて、いつも笑顔である 迫田選手のように飛び抜けた跳躍力があるというわけでは無さそうだがバネがあり、打ち分けがうまいのか、打ち方のタイミングが独特なのか?決定力が非常に高い とても新人とは思えない 実質デビューしていきなり主力である その辺も迫田選手と似ている 今度の全日本に招集される可能性は高い ただし、バックアタックは打数3で、1本決めただけ それに、セットを重ねるほどに、決定率が落ちた模様 東レのブロックにちょっとやられたのと、後半は跳躍力が落ちたのか? むしろ後半に調子が出る迫田選手とは対照的である ◆ 石井優希 アタック 38/9/3/27.3 内バックアタック 3/1/0/33.3 ブロック 0 彼女は、岡山就実の出身で高校時代から有望視されていたらしい 本物の新人である(笑) 新鍋選手より身長がある 新鍋選手同様、これからどれだけ伸びるか、楽しみな選手 ◆ 石田瑞穂 アタック 38/9/3/27.3 内バックアタック 3/1/0/33.3 ブロック 0 ---- もちろんいいところもあったが、数字を見れば、新鍋選手に見劣りしている スイングも速く跳躍力もあるのだが、ミスが多いのか このままでは、レギュラーポジションを失う可能性あり というか、今のところ、新鍋・石井がよすぎるのだ 久光は、伸び盛りの若いWS陣が充実しているといえる これからの伸びしろに、要注目 ◆ エリザンジェラ・オリヴェイラ アタック 42/21/0/50.0 内バックアタック 167/0/43.8 ブロック 0 ---- 今日は絶好調 鬼神の働き サーブこそ得点1だったが、スパイクはすべて決まった・・・と言う印象 ただ、スタッツを見てみると決定率50.0% 後半、少し落ちたのか しかし、久光が今日、東レと競れたのは、東レ側の問題もあったが(後述)、このエリザンジェラの働きがあったから ただし、彼女は、好不調の波がある 昨年見た感じでは、決まらなくなるとイライラしてさらに悪くなる 今後を考えれば、今日がシーズンベストと思ってもいいと思う しかし、強力な外国人選手である 東レのリースとは、エライ違い(笑) プラスマイナスで、20点以上の違いがあるのではないか? ブラジル人には珍しく(失礼)真面目で謹厳、大人な印象 ―――― ◇ ―――― スタッツ 東レ ◆ 木村沙織 アタック 63/23/2/36.5 内バックアタック 17/5/1/28.4 ブロック 0 ---- 木村にしては、悪くも良くもない成績か ◆ 迫田さおり アタック 58/21/3/36.2 内バックアタック 16/9/0/56.3 ブロック 3 ---- バックアタックとブロックで貢献 特に後半の決め所でスパイクを集中して決めた点は評価 ただし、第2セットだけは、レフトからの攻撃が捕まった(後述) ◆ リース アタック 12/5/2/41.7 内バックアアタック 0 ブロック3 ---- 守備とブロックはいいのだが、攻撃に関しては空気(笑) 全く!!存在感が無い 打数にしては失点が多い バックアタック無し それに、アタックでの5得点の内の2点は、得意の(笑)フェイント とても、WS(ウイング・スパイカー)とは思えない だいたい(笑)、スパイクのスイングがおかしい WSのスイングをしていない と言って、MB(ミドル・ブロッカー=センター)の小さく鋭い振りでもない 肘を全く曲げない、しなりの無い、まるで野球のバットを振るような、遅いスイング だから、今日に限らず、スピードは無いし、鋭さや切れも無いし、スナップも効いていないので、ふかしてエンドラインをオーバーすることが多い エリザンジェラと比較して、プラスマイナスの差は大きい 中道も彼女にはトスを上げないから、久光のブロックは、東レのレフト(木村・迫田)にコミット的に集中できる 迫田選手の第2セットでの不調も、相当、これに起因する つまり、レフトの負担が大きくなって、攻め方も単調になってしまう 中道のトスも、レフトか?荒木か?だけの選択になってしまう (ただし、東レには他のチームとちがって、迫田選手のバックアタックという強烈な選択肢があるので、レフト/荒木/迫田のバックアタックという三択になる点が救いである) 菅野監督は「ディグ(スパイクを受けて)からの攻撃が問題」と試合後語っているが、その原因は「ライトが空気だ」ということなんだよ! 少なくとも、上位チーム同士の「ファイナル・ラウンド」では、これでは勝てない 監督の決断が待たれる (と言うか、こういう選手を採ったチームが悪いのだが、東レは菅野監督が積極的にスカウティングしているから、リース選手の情報ももっていたはず) ―――― ◇ ―――― 結局、決め手になったのは ◆ 東レのブロック ◆ 東レのサーブ それに私は、 ◆ 最終セット終盤での迫田選手の3連続スパイクで東レが抜け出すことが出来たと思う ―――― ◇ ―――― 高田ありさ選手 今日もピンチサーバー しかし、ちょっと守備につく機会があった 宮田選手 ちょっと空気になりかけ(笑) 一時、交代させられた ただ、基本的に中道からトスが来ない 濱口選手 今日は好守 難球をさばいた 荒木選手 今日も活躍 迫田選手 今日も、ヒロイン・インタビュー 昨日よりはマシな受け答え しかし、彼女のコメントに多くを望んではいかん(笑) ―――― ◇ ―――― ちょっと放送に文句があるんだけれど(笑) 第2セットで迫田選手がつかまりだした時、アナウンサーと解説の大林素子さんが 「迫田選手の課題は、前衛レフトからの攻撃」と言いだし まあ、確かに、課題ではあるが、それは彼女のバックアタックに比べれば・・・であって、それに、ブロックの高い世界バレーなどの国際大会でのことであって、国内での問題では無い それなのに、アナウンサーが「それではこれから、迫田選手の前衛での攻撃に注目しましょう」と言いだし(笑) ことある度に「注目の迫田選手はまだ後衛です」とか「注目の迫田選手、前衛に来ましたが、果たしてスパイクを決められるか?」などと言い立てる オイオイ! 一球一球ごとに、その言い方は無いでしょう? ちょうど、このセットは折悪しく、中道セッターからのトスもあまりよくなく、スパイクへの間合いが詰まっていて姿勢がアップライトになったり、十分な助走が取れないスパイク機会が続いて、迫田選手のスパイクがつかまったり、シャットされたりした しかし、離れた二段トスや、アタックライン付近の遠いトスまで「決められるか?」などと無理を言うのは、おかしい 普通、そういうトスは返すだけで一杯だろ?(笑) さらに、木村選手が決めると「やはり、木村選手(はちがう)」とほめて、「迫田選手も、こういういいお手本が同じチームにいるのだから(勉強しろ)」とまで言う オイオイ! その後、スパイクをひとつ決めると「うれしいスパイク これで自信になるでしょう」という 失礼でしょう? 「バカにしないでよ~」(山口百恵)(笑) このアナウンサーと大林素子、おかしいよ 昨日は、木村選手は不調で、その代わりに迫田選手が獅子奮迅の働きで得点を重ねて勝った 昨日も最初はレフトからバンバン決めていた 今日、つかまったのはこのセットだけで、一過性のもの それなのに、迫田選手をレフトから決めることの出来ない「三流選手」みたいに言うなんて 昨日は、解説の寺廻さんが激賞していたのに、一日経ってら、これだよ(笑) 偏った言い方はやめていただきましょう それに、こんなに久光のブロックがレフトに(安心して)(笑)群がるのも、反対側のライトのリース選手が「空気」だからだよ!(涙) 幸い、迫田選手は、第3セットからまた打ち出して、特に ◆ バックアタックは本当に強烈 ステルスみたいにいきなり上空に飛来して爆撃 決定率56.3%! その場では得点にならない場合でも、久光は返すのが一杯で、東レのチャンスボールとなることが多い 私は、迫田選手が後衛にいる時は、全ボール、バックアタックでもいいと思う(オイオイ) ◆ 最終セットの終盤、競った状況で迫田選手が鋭いスパイクを、レフトから(笑)、3発連続で決めて、試合を決めた TVの中継を見ていて思うのだが、バレーでは、アナウンサーも解説者も、アバウトな人が多い アバウトな解説が多い どうしてだろう? ジャンプした時の振動が脳に影響を与えているのか?(笑) 正確にその場の状況を捉えた、客観的で技術レベルの高いことを言ってくれないと、バレーファンも進歩しているんだから、満足しませんよ(笑) 私は素人ファンだが(と言って逃げる)(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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