カテゴリ:V 【過去ログ 迫田さおり選手 その1】
なでしこジャパン ワールドカップで優勝
まだ眠いので、後で書く事にする ―――― ◇ ―――― 感じたことを書く ◆ メディアは「世界一」と騒ぐだけで、「なぜ勝ったのか?」など興味は無さそう(笑) また、定番の「喜びの家族のコメント」「なでしこのここまでの軌跡」「スポーツバーでは歓喜の渦」「街の喜びの声」(笑) まあ、もともと、なでしこに興味も知識もなかったんだからしょうがないが ◆ いろんな人が「感激した」とか言ってるが、今まで興味も知識もなかったのに、どうして感激できるの?(笑) ◆ という私も、このところ、なでしこは余り見ていなかった(笑) 驚いたのは、テクニックが驚く程向上したことだ 少し前までは、やはり女子のサッカーというものだったのに、今は、テクニック的に男子に見劣りしない ◆ 世界一と言う事ばかりが言い立てられるが、もうひとつの 女子サッカーの於ける革命 「ポゼッション・サッカー」「パス・サッカー」 に注目するべき 昨年の男子のワールドカップで優勝したスペイン男子が 「ポゼッション・サッカー」という革命を見せた クラブチームで言えば、バルセロナも同様 短いパスを無限ループ的につないで、「ポゼッション=占有」して、相手にボールを渡さないサッカーである 今回見たところ、女性サッカーの主流は、米国・ドイツ・スエーデン・イングランドなどのゲルマン系の大型チームが身体能力で勝つサッカーである これに今まで打ち負かされていたなでしこが、今回はポゼッション・サッカーを自分のものにして現れ、世界を席巻した スペイン男子もそうだが、これのサッカーなら、体格差のハンディを跳ね返すことが出来るし、ボールを追う相手チームのスタミナを消耗させることが出来る また、ボールを持たないことには、得点の可能性もない これから世界の女子は、なでしこのサッカーに追従するだろう 現に、決勝戦の前半には、米国チームが、パスサッカーを見せて、なでしこを戸惑わせた このサッカーも、高度のテクニックがあってこそ、出来るものだと思う ◆ なでしこの今回の試合では、ポゼッション・サッカーが見事だったのは ◎メキシコ戦 ◎ドイツ戦 ◎スエーデン戦 であったと思う 特に、メキシコ戦とスエーデン戦では、相手を寄せ付けなかった ◆ ただ、イングランド戦は、今回唯一の敗戦だった 試合開始から、なぜか、なでしこ全員の身体が重そうで動きが鈍い パスも全然まわらない イングランドは、おおよそ米国と同タイプのチームだが、特に守備で、なでしこを跳ね返し、カウンターで2得点した このイングランド戦での反省が大きかったのでは? ◆ 米国は、体格も大型でパワフルだが、テクニックもあり、何より走力がすごい エースのワンバックも怖いが、私が怖かったのは、後半、交代で出てくるモーガン 元陸上競技だけに、振り切られる 予想通り、後半に出て来て、最初の得点を挙げ、2点目もアシスト ◆ なでしこも、走力がある ただし、その走力は米国の様な瞬発系というより、持続力のある走力である 言い換えれば、スタミナ・運動量 米国がサラブレッドとすれば、なでしこはアラブ(笑) 米国の走力が、徐々に衰えたのに比べ、なでしこは、最後まで、走りきった これが再度の同点につながる ◆ 小柄な宮間選手には恐れ入る 女性版の遠藤といってもいい 決勝戦の最初の同点ゴールは、キーパーを避けて、左足のアウトサイドで押し込んでいる 二度目の、試合終了直前の澤の同点ゴールへのコーナーキックは、ピンポイントで、澤の超絶シュートにつながった 相手キーパーが痛んでいるロスタイムに、澤と打ち合わせをしていた様だったから、想定通りのキックだったのだろう それにしても、まさにピンポイント それでなければ、あの澤の超絶シュートは不可能だったはず PKにおいても、まるで遠藤だった 遠藤のコロコロPKほどには、相手をおちょくったものでは無かったが、落ち着いてキーパーが跳んでから反対側に蹴り込んだ 度胸がある~ ◆ 左サイドバックの鮫島選手もスピードを生かしてサイドを駆け上がり、よくチャンスを作った スエーデン戦の澤のヘッドによるゴール これは、鮫島選手からのゴール前への絶妙のクロスがあったから 右サイドバックの近賀選手も同様の能力を持っているのだが、今大会では余り活躍の場面がなかった 鮫島選手は東電のクラブ所属だった あの福島第1で事務を執っていたという ところがあの事故で、東電のクラブが立ち行かなくなり、米国チームに移籍した 東電OLというと、妙に色っぽいものを感じるのは不謹慎かな?(笑) 「東電OL殺人事件」という事件を思い出す人はいるかな?(笑) 東電のベテランOLが、夜は渋谷近くの神泉駅近くで・・・(以下自粛) 鮫島選手はビジュアル系である 余り関係無いが(笑) ◆ 澤選手 彼女は、「神」レベル ポジションはボランチなのに得点王 守備で危ない場面では、必ず顔を出して、危機を救い そのボールを取って前線に供給してチャンスメイク 守備・ビルドアップ・攻撃・得点、士気、すべての中心である こんな選手は、世界中を探しても、男子サッカーにも居ない メキシコ戦でのヘッドでのゴールや、決勝戦で、終了直前の同点ゴールなども、神業としか言え無い ほとんど真横ろにボールをこすってゴールしているのである 宮間選手のコーナーキックを右足のアウトサイドでこすり、スピードをむしろ増してゴールへ こんな偉大な選手は、もう、出ないだろう ◆ 佐々木監督 私は、今回の早い時期に、彼のことを「ヘボ」と書いてしまっている というのも、 ◎ 試合「途中」での選手交代が遅すぎて、効果的ではなかった ◎ 決勝ラウンド進出が決まっているのに、主力選手を出場させて疲労させ、さらにその試合で劣勢になると、控えの選手を出すという後手後手になった しかし、ドイツ戦後半の「頭からの」永里選手から丸山選手、スエーデン戦の永里選手に代えての川澄選手の「先発」 これは、見事に決まった ここは、謝っておこう(笑) 一応、ここまで書いたが、また、思いついてら、書こう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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