カテゴリ:E 【食物 飲み物】
2011年8月6日、米誌フォーブスが選んだ「世界の気色悪い食べ物トップ10」に中国の伝統食品「ピータン」と「蛇酒」がランクインした。
ピータンは先月、米CNNの「世界で最も気色悪い食べ物」ランキングで1位となり、 中国最大のピータンメーカー、湖北神丹健康食品有限公司がCNNに抗議文を送り、 謝罪を要求したばかり。 ---- 私はゲテもの食いとまではゆかないが、普通の食べ物ならほぼなんでも食べる (強いて言えば,韓国料理が苦手である それでも、韓国料理の中でも,焼肉とキムチとカルビスープは大好きである) そ~ゆ~例外はあるが、このテーマでは,私がレフリーになってやろうという気持 そこで、先ず、ピータン この頃、嫌中感情が高まっている私だが(笑) ピータンが気持ちの悪い食べ物という感性は、正直言って、よくわからない 色が変わっているだけじゃないか 不肖私も、ピータンは好きで,通販などで取り寄せてパクパク食べる 中華街に行った時などは,たいてい買って帰る だいたい、欧米人は,日本人が泣いて喜ぶ生卵ご飯 つまり、熱々の白いご飯に生卵をかけて,醤油を垂らして ハフハフ食べることに、あまり賛成ではない しかし、彼らも,慣れれば,約半数は、白飯生卵掛けを好きになる ―――― ◇ ―――― フォーブスが選んだ「世界の気色悪い食べ物トップ10」は以下の通り。 1、馬乳酒―馬の乳を原料とした酒、モンゴルなど中央アジアの遊牧民の間で飲まれる ---- 別にいいではないか? 牛の乳ならいいが,馬の乳はいやだというのは偏見である(笑) 私など、食糧難の昔、まだ牛乳がじゅうぶんに出回らなかった頃 近所の山羊を飼っていたお宅で山羊の乳を毎日飲ませてもらった 味は覚えていないが 人間のお乳と言っても,母親なら全く問題が無いが,成人して,無理に美女のお乳をお願いすると犯罪になるので注意しなければならない・・・と,私がわざわざ書くほどの事ではない 2、ハカール―サメ肉を数カ月間発酵させたもの、アイスランドの郷土料理 ---- だいたい、サメとかエイとかは、尿酸の尿の臭いがするので嫌いであるのに、 さらにそれを数ヶ月間発酵させたものか うわぁ~・・・ 裏日本、いや、日本海沿岸の地方では,正月にエイを食べる習慣があるという 何も、好きこのんでエイを食べなくてもいいと思うが,くせになるのかな? なお、韓国でも,一部でエイが好まれるようである う~~ん まずいっ!もう一杯! ・・・と、なんかのCMみたいに呑めばいいのだろうが、やめとくわ あと、名前は忘れたが,スエーデンのある魚を腐らせた缶詰が、 また、ひどい臭気らしいのだが いけない! 考えただけで,臭ってきた(笑) 3、蛇酒―酒に蛇を漬け込んだもの、アジアでは滋養強壮に効くと人気が高い ーーー 私は,これは、完全に,ダメである 3年ほど前、ベトナム旅行をした時、南部のミトーの、河の中州のジャングルを案内されていたら、ある小屋がけの店で、ニシキヘビのアルコール漬けが大きなガラスビンに入って居るのを見せられた 私は,女性と蛇がダメなので、遠くから見物するだけにしたのだが その内に,店の女性がそのバラスビンから蛇のエキスの液体を小さいグラスに注いで,我々にすすめるのである 私は,さらに、数歩、あとずさりをした 驚いたことに、同行のツアーの日本女性がふたりほど,進み出て、その、猛毒の(笑)酒を,平気で飲んだのだ やはり、女性と蛇は,度し難い(涙) まあ、それで終われば、それで許したのだが(笑) 今度は,店の女性が、片隅を指さして何かしゃべっている ふとその指先の先を見ると・・・ そこには、テーブルに陳列された,赤いラベルのジョニーウォーカー・レッドが・・・ じゃなくて、蛇無くて・・・しゃれは止めよう それは、蛇酒なのだ ひぇ~! 私は,また、数歩、下がった それだけならまだ許せたのだが(笑) 店の女性は、反対側の片隅の(片隅ばかりだが)箱を指さす 中を覗いたら、ひえ~! ニシキヘビである 女性は、そのニシキヘビをつかみ上げて、我々に手招きをする この女性は、どれほど悪意の塊なのだ!? すると、なんだかニヤニヤしながら(私にはそう見える) 日本人の、さきほどまで、私たちと一緒に歩いて 何事にも感心しまくっていた,気が弱そうな女性が 進み出て・・・ なんと、そのニシキヘビを、ショールの様に首に巻いてもらっているのだ しかも、ニコニコ、笑って、指でVサインなど、しているのだ この裏切り者め! こ~ゆ~時は、ブルブル震えて、泣いて土下座してでも断るのが作法というものだろうが! それなのに、それなのに・・・ ワナワナ 私が,こんなに怒ってどうする?(笑) しかし、やはり、女性と蛇は・・・ 変なところで、つじつまが合ってしまった 驚いたことに、このニシキヘビショーのおかげで、ツァーの日本人客の中の 何人かが、この猛毒性の(笑)(猛毒はウソだが) 蛇酒を購入したのだ 私は,ベトナムでは,ベトナム戦争中は、何度も死線をさまよったが、 少しも怖いと思った事がなかった それなのに、若い女性がヘラヘラ笑って首に巻いた ニシキヘビを私も押しつけられたら ガタガタ震えて土下座してでも,許してもらうだろう 恐怖のあまり、小便をもらすかも知れない 人間、どこで、卑怯者になるものか,わかったものでは無い みなさんも,注意して欲しい 私が、もうひとつ、いやなものがある テレビの番組で出て来る蛇もいやだが 街中で、ふと出会う 「坂本の赤まむし本舗」である あのたぐいの店のショーウィンドーには ビンの中に入った 色黒になってしまって お肌が乾燥してしまって すっかり縮こまってしまって どくろをまいてしまっている 赤まむしさん達が (どうして敬称になるのか) もとの肌色は本当に赤だったのか? と言う疑問を感じざるを得ない あの赤まむしの粉末を呑まされるぐらいなら・・・ と思ってら、たとえどんな病気に対してでも 雄々しく立ち向かって行ける気がする 4、バロット―孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵、フィリピンなど東南アジアで食べられる ーーー 蛇以外に,私の怖いものなど無い 女性は、すこし、怖いが・・・ 例えば、この、孵化寸前のアヒルのゆで卵など、私の好物である ベトナムにいた頃、屋台で二・三度たべた事がある ニワトリより大ぶりのゆでた玉子をスプーンで叩いて開く 孵化寸前のアヒルが恨めしそうに出て来る 頭モメも,くちばしも,ほぼ完成している 羽も・・・ それに、岩塩を振って,スプーンですくって食する 精力に効果があるという 日本のベトナム料理屋でこの話題が出た時、私が大好きだというと ベトナム人の女主人が取り寄せてくれた ただし、私の勘では、あれはアヒルではなかった ニワトリの孵化寸前だったと思う 第一、大きさが違う まあ、好意だからいいのだが そういえば、あのベトナム料理屋もつぶれてしまった 5、シベット・コーヒー―ジャコウネコ科の動物「シベット」の糞からとれるコーヒー豆、インドネシアが発祥 ---- 糞の中から立ち直った珈琲豆とは、健気である 麝香猫・麝香鹿は、ともに、独特の臭いがするらしい 香水のエレメントにもなるらしい たぶん、異性をひきつけるための分泌物なのだろうが そう言えば、女性の・・・(以下自粛) 私は、そういう臭いは嫌いでは無い 時として,ひきつけられる時もある 6、醉蝦―生きたままのエビを酒に漬けて酔わせてから食べる、通称「酔っ払いエビ」 ---- 酔った海老か 酔ったなど、どこでわかるのだろうか? 酔ったから美味になるものか? 酔った女性は・・・(以下自粛) 私の文章には自粛が多い 7、ツバメの巣―言わずと知れた中華料理の最高食材だが、西洋人にとっては「鼻水みたいな食感」 ---- 私も、もちろん、食べたことがある 食べたことのない貧しい労働者諸君のために、その味覚を教えよう まあ、フカヒレに似た感じかな? なに? フカヒレも食べたことがない? 君たちは貧しいな~ (なんだか、寅さんのようになってきた) 私がベトナム戦争時、サイゴンにいた時、送別会にフカヒレが出た 現場工事の下請けの華僑の会社が招待してくれた送別会なのだが その送別会(宴会)では、いつも、下に述べる子豚の丸焼きと共に、フカヒレが出た フカヒレと言っても,日本の中華料理屋で出て来る、糸のような細いものでは無い 大きな特大のさらに山盛りに盛りつけられた茶色のフカヒレである その当時、中華街に行くと,路地にフカヒレが放り投げられていた 乾燥させているのである ハエが止まっていたりする 今と違って、フカヒレが貴重品でなかった頃である 帰国して,ある飲み屋で飲んで居たら,そこの女将が「一度でいいからフカヒレを沢山食べてみたい」というので、「私は、山盛りのフカヒレをよく食べた」とうっかり口にしたら、非常に不機嫌な態度を取られて,それ以降、その店には行かなくなった(笑) 8.ピータン―熟成させたアヒルの卵、中国ではごく日常的に食べられているのだが… ---- だから、私も、ごく日常的に食べているのだ 君たちも、日常的に食することが出来る様になりなさい 9、カース・マルツ―イタリアのウジ虫入りチーズ ---- 私は,ウジ虫など平気である ただし・・・ そのウジ虫が、何を食べていたのか? その食生活の詳細を知りたい チーズを食べたウジ虫ならいいが・・・ ◎ンコを食べて育ったとか 腐肉を食べて育ったとか そういう生まれの卑しいウジ虫は差別する 10、スマルヴ―羊の頭の燻製、そのまま食卓に上がる、ノルウェー料理(翻訳・編集/NN) ---- 私は、羊の丸焼きを食べたことがある 中東に住んで居た頃、アラブ人に招かれて 自宅で振る舞われたのである アラビア絨毯の上に車座で座って 羊の丸焼きに米や野菜などを詰め込んだものを 手づかみで食べる たしか、眼球が賓客に与えられるご馳走である さらさらした米と油気のある羊肉の食感がいい ベトナムにいた頃 中華街で宴会をすると 決まって子豚の丸焼きが出て来た 飴色にカリカリに炙られている皮膚は 格子状にあらかじめ切られていて われわれは、それを箸でつまんで、 甘い味噌などにつけて 北京ダック的に食べるのである 特に、耳の部分がうまい 丸焼きだから、姿形、ご生前、そのままである ただし、産毛などは抜いてある この丸焼き子豚は、大テーブルの中央にある スイベル、つまり回転式の小テーブルに載っていて 子豚ちゃんの鼻先は、その夜の主賓の席に向けられる なお、華僑の飲む酒は、きまってブランデーだった 老酒・紹興酒に色や味が似通っているからだと思う この焼き子豚の代わりに、裸の人間の女性が ヌードで横たわっているのを女体盛りというそうである さらに、その女体に、いろんな食材が盛りつけてあるそうである ある種の、ある階級の、ある社会の人達の宴会のメニューだという 今有名になっている芸能人の女性達の中には この女体盛りになってパーティーを盛り上げた人達がいるそうである 間違って、箸で女体をつついたりしてはいけない 子豚と違って、食べられないのだから そう言えば、戦前の香港の九龍の暗黒街などでは サルの脳みそという珍味があったそうである 丸テーブルの真ん中に穴が空いていて そこに、サルの頭が据え付けられている そこで、サルの頭をかち割って、脳みそをすする ただし、サルは生きているので キャッキャと怒るそうである 怒らなければおかしい この戦前の香港の九龍の暗黒街などでは 人間も食べられたと言うが、くわしくは知らない かの文化大革命では、リンチにあって虐殺された知識階級・地主階級の人間が食べられてしまったという生々しい記録があるし,それを本にしたものもある その本は,最近、手に入れたので、いつか記事にするかも知れない まあ、これが、最も気持ち悪い食べ物かも知れない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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