カテゴリ:C 【知的生産・情報カード】
2015/07/10 記事 #5
英語が話せる人と、挫折する人の決定的な差 4つの習慣で今度こそモノにしよう 東洋経済オンライン 今回のテーマは英語学習最強の味方、「モチベーション」です。 モチベーションは「付き合っていくもの」 その答えが今日のテーマ、モチベーションとの「付き合い方」にあるのです。 ■ここで気をつけたいのは、間違ってもモチベーションの「保ち方」ではないということです、ここを間違えてしまうと、挫折が起こってしまうのです。モチベーションは保つものではなく、「うまく付き合っていくもの」なのです。 そしてモチベーションの付き合い方がうまくなった先にあるもの、それこそが ■習慣化。突き詰めると ■英語をモノにした人の中に英語を習慣化できていない人はいません。 つまりステップとして ■モチベーションとの付き合い方を知り、 ■習慣化にさえ成功すれば英語学習がグンと成功に近づく、ということなのです。 たくさんの学習法や教材はあるけれど、これをせずに英語学習は何も始まらない、ということなんです。 モチベーションは必ず下がります、 (中略) 目標は変わっていい、目標に迷うときがあってもいい。 ■ポイントは習慣にできているかどうかです。 ではここから具体的に習慣化しやすい英語学習の方法についてお伝えしたいと思います。 最も大事なのは「Less is more(最小にして最大)」という考え方。いちばんよくないのは、できもしないことを習慣にしようとするパターンです。 (中略) ■時間のかかるもの―「~しなきゃ」という気持ちからやることはまずは習慣化には向かないので完全に除外しましょう。 単語を覚えなきゃいけないから毎日1時間勉強する、こういうたぐいの目標設定は最悪のパターンです。1時間もかかるものをいきなり習慣化するのはほとんどの人にとって難しく、かつ「~したい」ではなく「~しなきゃ」から計画を立ててしまっています。これは間違いなく続かないパターンです。 挫折せずに続けやすい習慣化プラン4つ ■ 1:ハンズフリーで行うワンセンテンスリピート 準備に時間がかかる、いろいろと道具がいるものというのは、習慣化の大きな妨げになります。まずはハンズフリーでできるものからやってみましょう。こんな英語が話せたらいいなあ、という英文。この単語覚えられないなあ、という単語が含まれた英文などなんでもいいのですが、 ■1日一緒に過ごす「たったひとつの英文」を選んでみましょう。 単語ではなく、一文であることが大事です。あとは簡単、1日のうちの時間のあるときに、その一文を思い出して口にしてみる。それだけです。ここを欲張って5個とか10個にしないのがポイントで、ひとつでいいです。習慣化はそこから始まるのです。 毎日確実に自分がこれだと思った英語をひとつモノにする力は想像以上にパワフルなものです。時間さえあれば思い出して口にしてみてください。大きな意識の変化につながるとてもいい英語習慣のひとつです。 ■ 2:参考書、単語帳など1冊だけ持ち歩く やることをミニマムに保つ、選択肢を捨てることがポイント。何冊も持ち歩くけど、大して何もやっていないという人よりも、これだという1冊だけに絞って持ち歩くのは、やることをシンプルにし、また「やった」という経験をよりくっきりとわかりやすいものにしてくれます。 これも英語をモノにした人に共通した点ですが、1冊の本をとことんやっている人が多いのです。英語の参考書や単語集というのは英語のスペシャリストが、英語の本のプロと作り上げたものであって、基本的によほどのことがないかぎり質の低いものはありません。どの本にもすばらしいところがあるものです。自分に合うものを探し、それをめでるようにとことん使い倒す、とても大事なスタンスです。 いつでも手に触れられ、取り出せる書籍を持ち歩くことは、英語との距離をいつも近くしてくれ、そしてリマインドしてくれる大事な存在です。まずは1冊だけ、とことん使い倒すぞという本を持ち歩いてみましょう。スキマ時間にでも眺めるのを習慣にしましょう。ポイントは覚えようという意識で眺めないこと。大きなストレスになります。まずはストレスフリーで読みものとして触れてみましょう。 ■ 3:スマホアプリ スキマ時間の王様は通勤時間です。「通勤時間を制する社会人は英語学習を制する」と言っても過言ではありません。今の時代、質もどんどんよくなっている英語学習系アプリを使わない手はありません。 ■日常会話系なら「REAL英会話」、 ■単語暗記系なら「zuknow」「えいぽんたん」。 ■リーディング系なら「Polyglots」、 ■リスニングなら「語学プレーヤー」で聞きたいものを絞って集中して聞く方法などもあります。 今、挙げたアプリは、筆者自身もずっと利用している殿堂入りのアプリで、自信を持ってお勧めできるものばかりです。アプリの習慣化にとっても、大事なものは4技能に合わせて「リーディングにはこれ」というようにひとつのアプリに決めてしまうことです。アプリの利用率ですが、ダウンロードして1週間も経つと、8割近いアプリがほぼゼロの状態になってしまうというデータもあります。 ■ひとつに絞り、そしてストレスを感じない状態で毎日クセのようにやってみるのが大事です。 ■好きだからやる、面白いからやる、息抜きにやる、くらいのスタンスがちょうどいい温度感だと思います。 ■気合を入れても入れなくても、英語に触れていることに変わりはありません。 ぜひ、まずは自分のこれだというアプリを選んでみましょう。 ■ まずは「自分が英語を話すことに慣れる」こと ■4:起き抜け、寝る前スピーキン 日本にいたら英語を話す機会がない、ということをよく耳にしますが、これは実は意識を変えるだけで、一瞬にしてガラリと変えられる習慣のひとつです。 ■「話す」「聞く」「書く」「読む」、この中で、唯一、道具も何もいらないもの、それが「話す」です。 ■英語を話すということは、相手も道具も何もなくてもできます。 もちろん最終的には、会話への慣れや会話の中で学べるようになることも大事なのですが、習慣化ができていない状態では、まずはそこを心配するより先にすべきことがあります。それが、まずは「自分が英語を発することに慣れる」ということです。 起きたらすぐ英語で今日の1日を言ってみる、寝る前に今日あったことを言ってみる。今日やるであろうことと、実際にしたことを毎日英語で言う、というこのサンドイッチ方式には絶大な力があります。 自分が日々、いちばん表現しなければならないことに言及することになるので、そこを英語で言えるようになるという、とても実用的な力です。道具も時間もほとんどいらないこの方法を、ぜひ試してみてください。起き抜けは脳の活動のいいスタートになりますし、寝る前は英語をひとりで話して、そのままぐっすり寝てしまいましょう。 英語の学習習慣は、「1日5分でも10分でもいいから毎日続けよう」という言葉をよく聞くと思います。これはこれで本当なのですが、実はこの文章には隠された続きがあります。 ■ 1日5分でも10分でもいいから毎日続けよう、そうしたら習慣化の火がついて10分では足りなくなってくる。 ■ これでワンセットの文章なのだと思います。 英語が楽しくなってくるのは、小さな成功体験が連なってくる時期です。その体験が、あなたを挫折から遠のけてくれるのです。そこまでに行くには、やはりある程度、期間や時間がかかることを事前に知っておくべきです。そこを習慣の力で乗り切るのです。 「モチベーションをキープさせる方法はありますか?」と筆者はよく聞かれます。 そんなとき、逆にいつもこう聞き返します。「どうしてモチベーションをキープさせる必要があるんですか?」 そうすると、決まって「モチベーションがないと続かないから」と、答えの相場は決まっています。ここに完全な勘違い、決定的な落とし穴があるのです。 モチベーションがない=やらない という図式が、質問された方の頭の中にはできあがっています。気持ちはすごくわかりますが、ポイントは「モチベーションがなくてもやる」こと。「モチベーションがないからやらない」では、結局いつまでもやらないままになってしまいます。 「モチベーションとは上がり下がりするもの」という大前提の認識が、まずは必要です。何かのきっかけでグンとあがり、何かの拍子にガクンと下がってしまう。なにがきっかけかなんて予測不能で、そこを頼りにはできないのです。 下がったときには、どんどん強迫観念と自己嫌悪の餌食になり、言い訳という自己防衛でさらにやらなくなる。身に覚えのあるサイクルではないでしょうか? 多くの英語を学ぶ人が立ち止まり、学びをやめてしまう原因がここにあるのです。ここさえ乗り切れば、確実に「英語ができる」ところに一気に近づけるのに、その一歩手前で止まってしまうのです。 この英語学習に関して連綿と続く負のサイクルを断ち切る方法が、モチベーションとの付き合い方、そしてモチベーションに左右されない習慣化を手に入れることなのです。 面倒なことにはやるべきことが詰まっている モチベーションに関して、ひとつ知っておくと有利なことがあります。それはやる気はやるから出るのだ、ということ。 やる気というのはやらない間は起こりません。脳が体を支配しているのではなく、体が脳を支配している。だから ■やればやる気は生まれるのです。 モチベーションが低くてやる気が起こらない、そんなときの対処法は「やる」ことなんです。待っていてもなにも変わらない。 ■みなさんも、ずっと手をつけていなかった面倒そうな仕事が、いざ始めてみるとものの数分で終わった、という経験はありませんか? ■やればやる気は出てくる。 ■ほとんどのやらないこと、やれないことは「やらない」ことが最初の足止めになっていることが多いのです。 面倒だな、と思うことには大切なやるべきことが詰まっている。そう見方を変えるだけで英語学習への取り組みが根底から変わっていきます。 英語にかぎらず、語学を身につけるためには一朝一夕で済むことというのは起こらず、やはり一定の期間、反復やトライアンドエラーをしながら伸びていくプロセスが欠かせません。 Dその過程を楽しめること、そしてまずはなによりその過程を続けられることが、とても大事になってくるのです。 ■ 習慣という最強の味方を手なづけるのです。そうすると「もっとやりたい、もっとできるようになりたい」と自発的に思えるタイミングが必ずやってきます。習慣の力は偉大です。 ■■■ モチベーションに左右されない最強の武器、それこそが習慣だからです。 「挫折」をあなたに寄せ付けない最強の守護神 ■「習慣」を身につけてあなたの英語学習をブーストしていきましょう。 これまで何度も挫折してきた人も、ぜひ、今一度学習計画を立ててみてはいかがでしょうか? ―――― 感想 ―――― 目からウロコ(笑) 【習慣】を身につけること シンプルだが、真実だな ---- 「サマーセット・モーム法」というものがある 作家のサマーセット・モームが、小説執筆のために週刊としていたことは 毎朝、タイプライターに向かって、なんでも、ポツポツと タイプしてみること、だったそうだ そうすると、初めは、なにもアイディアが頭に浮かばないものの その内に、だんだん、仕事(小説執筆)がはかどるようになる モームは、執筆を、 例え何もアイディアが頭に浮かばなくても それに構わず、タイプライターに向かうこと ・・・によって【習慣化】していたのだ 私も、見習おう (遅くないか?)(笑) ---- ・ 惰性 ・ 慣性 どう違うんだろう? 調べて見よう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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