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毎日少しの飲酒で長生き」説、信じていい?
休肝日は、大酒を飲む「免罪符」にはならない 岡田 正彦 :新潟大学名誉教授、医学博士 2015年12月18日 昔から「酒は百薬の長」と言われてきましたが、その真偽と根拠は長い間不明のままでした。ところが最近、1日にお酒を飲む量と、将来の死亡率との関係を調べるという研究が行われるようになり、さまざまなことがはっきりしてきました。 ■ なんと、「ほどほどのお酒を毎日飲んでいる人」が、 もっとも死亡率が低いことがわかってきたのです。 「飲みすぎ」はもちろんダメですが、「ほどほどに飲む人」は「まったく飲まない人」と比較しても、死亡率が低いというのです。 「毒物」であるのは紛れもない事実だが… ■ アルコールは基本的に、人体にとって毒物です。 医学実験などでは、細胞を顕微鏡で観察する際、形が崩れないように「固定」という操作をしますが、そのために使う薬品のひとつがアルコールです。 ■ アルコールには人の細胞を、原型をとどめたまま固めてしまう作用があるのです。 ■ つまりこれは、細胞を殺してしまうということ。 アルコールは、人間の細胞を固めてしまう恐ろしい毒物なのです。 そのため、毎日大量のお酒を飲んでいると、健康に重大な影響が生じます。飲みすぎは肝臓病の原因となるだけでなく、がんのもとになることも証明されています。飲みすぎの人は、あきらかに寿命が短いのです。 ではなぜ、そのお酒の量が「ほどほど」であれば、体にいいのでしょうか。 私の研究グループが行った研究では、ほどほどのお酒を飲んでいる人は ■ 糖尿病やメタボリック症候群になりにくいことが証明できました。 前述のとおり、アルコールは人体にとっての毒物ですから、お酒が直接的に好ましい効果をもたらしているとは考えにくく、むしろ ■ 夕食どきにほどほどのお酒を飲みながらゆっくり過ごせるような ■ 「心身のゆとりを持っている人」が長生きをしているのかもしれない、と、私は考えています。 さて、ここで肝心なのは「ほどほど」がどれくらいの量かということ。多くの調査でわかってきたのは、お酒の種類によらず、 ■ それぞれの標準グラス、たとえばワインならワイングラス、ビールならタンブラー、ウイスキーならショットグラスで1杯ぐらいが適量だということです。アルコール量にして、約12グラムと覚えておきましょう。 飲むタイミングに関して言えば、食前に少量のお酒を飲むのは理にかなっていると言えます。 ■ 少量のアルコールには、消化液の分泌を促進したり、胃や腸の運動を活発 にしたりする作用があるためです。その昔、病院では食欲がない患者さんに「赤酒リモナーデ」という液体を処方することがありましたが、これも中身のベースは、実はワインです。 「休肝日」を設けることには意味がない? ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 岡田先生の著書『効く健康法、効かない健康法』も発売中 飲みすぎが体に悪いことは誰でも理解できると思いますが、それを防ぐために「休肝日」を設けているという人もいるでしょう。血液検査の結果を受けて、医者からそのように指導を受けた人も多いのではないでしょうか。 しかし、たとえば週に1日だけお酒を飲まなかったとしても、普段からお酒を飲んでいる人の肝臓がきちんと休まるわけではありません。 ■ 肝臓は日々、アルコール以外にもさまざまな悪玉物質の解毒を行っていますから、 そもそも「休む」ということはない臓器なのです。 厚生労働省研究班が行った調査(JPHC研究)によれば、 ■ アルコールを週に合計600グラム以上飲んでいる人に限り、 ■ 「週に1~4日飲む人」よりも「週に5~7日飲む人」のほうが、その後の死亡率が高くなっていたそうです。 これは一見「休肝日」を設ける意義を証明するデータのように思われますが、 「アルコール600グラム」は、ビールに換算すれば大瓶26本、清酒で26合にもなり、かなり度を超えた水準です。 ― ― ― ― alex99 ビール大瓶 26瓶か 一週間、つまり、七日間で割ると 26 割る 7 = 3.7瓶 毎日、4本弱 私はビールは腹が張って,一時に4本も呑みにくいが ウィスキーに換算すると、どれぐらいなのかな~? 4杯ぐらいなのかな? ダブルで(笑) 1週間当たりこれ以上の大酒を飲んでいる人なら、さすがに飲まない日を設けたほうがいいでしょうし、飲酒以外の生活習慣にも何らかの問題があり、それらも含め死亡率を左右していると推測することもできます。 いずれにしろ、休肝日は大酒を飲むことの免罪符にはなりません。健康の秘訣は、やはり「ほどほどのお酒を楽しむ」ということですね。 ―――― 私の感想 ―――― 非常に勇気を与えてくれる説であった(笑) 私は、やはり、食事時、夕食時には,酒が,少し、または、タップリ(笑) 無いと物足りない事が多い というか、酒があると,食事が美味しい たいていの男性は、そうだろう、と思うが 晩酌という言葉もある まあ、ほどほどの量の酒は「百薬の長」とは、 昔からいわれてきたことで この記事は、 それを単に endorse した,と言うことだけなのだが お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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