★★★ 記事 韓国「ホワイト国」除外を閣議決定 輸出管理を厳格化 対韓輸出規制 経済 2019/8/2 10:17 (2019/8/2 10:48更新) 政府は2日、輸出管理上の優遇措置を受けられる「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を閣議決定した。 半導体材料の韓国向け輸出管理の厳格化に続く第2弾となる。7日に公布し、28日に施行する。 韓国向けの輸出の際に食品と木材を除くほぼ全ての品目で経済産業省が個別審査を求めることができるようになる。 韓国政府は強く反発している。 日本がホワイト国に選んでいる米国や英国など27カ国のうち、指定を失うのは韓国が初となる。 政府は韓国の輸出管理体制が不十分なことなどを理由に挙げ、安全保障上の観点から見直したとしている。世耕弘成経産相は閣議後の記者会見で、「いわゆる禁輸措置ではない。手続き、輸出管理をしっかりやれば輸出はできる」と指摘した。 日本は2004年に韓国をホワイト国に指定した。輸出先がホワイト国であれば、輸出企業は手続きの簡略化などの優遇措置を受けられる。今後は輸出管理の厳格化で、企業が審査対応に手間取れば一部品目の輸出が滞る可能性もある。 1日にタイで開いた日韓外相会談で、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は、日本がホワイト国除外を閣議決定した場合「さらに関係が難しくなり、とても憂慮する」と語り、中止を重ねて求めていた。さらに、康氏は記者団に「我々も必要な対応措置を講じるしかない」と述べていた。世耕氏は2日の記者会見で「信頼して対話のできる状況を作るために誠意ある対応を期待したい」と述べた。 政府は韓国をホワイト国から除外する政令改正案について、7月1日から意見公募を実施し、7月24日に締め切った。意見公募に4万件超の意見が寄せられ、賛成は95%超だった。 韓国政府は改正に反対する意見書を提出したが、日本政府は賛成意見を踏まえて政令を改正した。 ホワイト国の指定を外れると、 経産省が安全保障上の問題があると判断した輸出案件について、 個別に審査を受けるよう求める「キャッチオール(非リスト)規制」の対象となる。 28日以降、危険性の低い食品・木材を除くほぼ全ての個別の輸出案件について、新たに審査対象となる可能性が生じる。 ただ、経産省はこの規制に沿って企業に審査を求めても対外的には公表しない。そのため、7月4日から輸出ごとに個別審査を求められるようになったフッ化ポリイミドやエッチングガス(フッ化水素)など3品目以外にも、水面下で個別審査を求められる案件が出るのではないかという警戒感が広がる。 韓国がホワイト国の指定を失うと、同国企業が中国や東南アジアなどの生産拠点で日本からの輸入品を使う場合の手続きが厳しくなる公算が大きい。
ーーー 私の意見 ーーー もう少しシンプルに書き換えると、以下のようになるが 経産省が安全保障上の問題ありと判断した韓国向け輸出案件が個別審査の対象となる 食品・木材以外のほぼ全ての韓国向け個別の輸出案件が、新たに審査対象となる 食品・木材以外のすべての審査対象になる というのは包括的に網を広げた建前であって 実際には 経産省がすでに指定していると思われる約1100品目だけが 個別審査の対象になる 個別審査を輸出業者側から見れば 法令書類の「輸出許可出願書をLETTER HEAD とし 輸出案件の詳細を添付書類として 経産省の窓口に提出し 受理されれば許可されるまで待つことになる 大昔、私は総合商社に入社して二年間ほどは プラント輸出部門の「受渡部」という 輸出手続きと営業経理を担当する部署に配属され 朝から晩まで(笑) こう言う輸出許可申請書(EXPORT LICENCE=E/L)と 輸出先の領事査証(CONSYULAR INVOICE) の作成という苦役に(笑) 当時はまだPC等無かった時代だから 数ページの書類をカーボン紙のコピーで 英文タイプライターで打つ 一文字でもミスがあれば、数ページを練りゴムで訂正しながら 本船が出航する前の通関に間に合わせなければいけないから 徹夜作業もやむをえずのブラックな業種であった(笑) 書類作成自体はルーティーンであるのだが 今回の問題は審査と許可である 今まで一回許可が下りれば三年間はそのE/Lで フリーパスに近かったものが 今後は案件ベースでの個別申請となる 将来、一定のペースで流れるまでは業者側も 神経質な毎日を過ごす事になるだろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.02 12:01:06
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