カテゴリ:L 【人生】【死生観】
「プチ日記」という脱力系のブログがある ブログ主は、おそらく化学系の会社勤務の一だろうと推察するが いつにない真面目な?考察があったので紹介しておく ーーー 記事 ーーー 4月24日(金曜) 夜 みうらじゅんさんが、駐車場の「空あり」について、 次のようなことを書いておられます。 街を歩いていて、いつもドキッとさせられるものがあります。それは駐車場やマンションに貼ってある看板の文字です。 「空アリ」 なかには、「空ナシ」と、いうのもあります。 仏教では「空」と読み、あらゆる事物は固定的な実体性を持っていないと説きます。 人間は実体のないものをあると思い込み、それに執着し、わがものにしようとします。 恋人には心変わりしないでほしいし、お金もなくならないでほしい、若さや美しさを保ちたい、愛する人と死に別れたくないと、欲望は果てしなく、それがゆえに悩みが生じます。 この世の現実はすべて流動的であり、止まることはありません。 あらゆるものにとらわれることなく生きなさいと、釈尊はおっしゃいます。 仏教ではこの「空」の真意がハッキリわかれば、悟りの境地にいけるといわれています。 空、すなわちないということなのに看板の「空アリ」とは、ないことがアリ? 「空ナシ」とは、ないことがナシ? どういうこと? 難解すぎてボンノウ丸出しの私にはサッパリわかりません。 みなさんも街で「空アリ」を見つけたら、ちょっと考えてみてください。 *** 『空あり』という看板が駐車場の入り口に貼りだしてある。 当然、それは“あきあり”と読むのが通例だがその日、 僕の目には般若心経の真髄である“空(くう)”と見えた。 空とは、仏教で実体のないものの意味。 それを駐車場は“あり”というんだから、 これは相当深い哲学が説かれているはずだと思った。 それ以来、街を歩くと“空あり”がやたら目について、 近寄っては写真に収める作業を続けてきた。 中には『空なし』というものもある。 実体のないものがないということはどういうことなのか? 僕の浅い知識では到底、その真意を解くことなど出来(でき)やしない。 看板の下には電話番号が書かれている場合があるが、 かけてもきっと教えてはくれないだろう。 このような考察を発端として、 かの『アウトドア般若心経』へとつながっていくわけですが、 ところで近所の駐車場でこんなのを見つけました。 「空×あります」、つまり「空(くう)で無いもの、あります」ということで、
すなわち「実体のあるものは、存在します」という意味でしょうか。 さらに深い仏教的な意味がありげに思いましたが、 すっかり一周して、何の意味も微塵も無くて潔いです(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.25 13:02:56
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