カテゴリ:映画、CD、DVD
子供の頃からABBAの曲を聴いていた。
両親、特に母がABBAを好んで聴いていたらしい。まだカセットテープだった時代から、カーステレオにはABBAの曲がよくかかっていた。 長じて大人になってから、ABBAのベスト版CDも揃えた。今でもiPodプレイリストの一角を占める。 だから、ABBAの歌にはかなり思い入れがある。 こないだ、一足先にこの映画を両親が見に行って、二人とも大満足して帰ってきた。そして、母などはもう一度みたいぐらい楽しかったらしい。 「一緒に見に行かない?」 「いいよー。じゃ、お彼岸あたりで。」 そして昨日の夕方、仕事終わりぐらいの時間にメールがきた。 「上映今日までなんだって!!」 「あー、そうか連休を狙ってかけかえるんだ…。」 「すぐ帰ってきて!!!」 そして平日の夕方に慌てて車を飛ばして、ようやく小さな映画館にたどり着いた。本日のメンバーは私、母、叔母の三人。 そして、その三人を足しても、観客は10人足らず。 映画は…面白かった。 迫力あるサウンド。うまいアレンジ。 ストーリーも笑いあり涙あり(コメディだからねえ)で楽しいの何の。 メリル・ストリープの味のあるおばさん演技。 そしてその友達のおばさん達の味のある(ありすぎて噛めば噛むほどって感じだけど)演技もさすが。 娘役のアマンダ・セイフライドもかわいいし! 愛嬌のある娘役にぴったり。 …でもさ、この映画で一番気に入ったのは、3人のおさーんずだよね…。 つーかさ、ピアース・ブロスナンが3人の中じゃ飛び抜けてかっこよすぎて、誰が見たって彼がメイン張るんだよなーって、すぐわかるよなーあの3人じゃ。 一人がゲイっていうのはちょっと予想外だったけどさ。 しかし、全員が全員か知らないけど、少なくともメリル・ストリープは吹き替えなしで歌ってたっていうし、すごいよねー。さすがプロ。 最後までパワフルに終わって、満足満足。 母ももう一回見ても十分楽しめたらしいし、私はやっぱり生ミュージカルで一度見てみたかったなーと思ったのであった。 あれは舞台で見たら、迫力あるだろうなー、見たいなー。 でも、映画の最後のおまけのシーンで、メリル以下三人のおばさん達が客席に向かって煽るけど、あれってやっぱ本場アメリカとかだったら、映画館でみんな総立ちで「ヒューヒュー!!いいぞいいぞー!アンコール!アンコール!」とかやっちゃう場面なんだろうなー、きっと。そうじゃないとおかしな雰囲気だし。 で、10人足らずの日本人の観客があの煽りにのるのはちょっと無理があったので、妙な雰囲気になってしまったけど、いいの、それはそれで。 大画面大迫力で見るのがお勧めの映画だけど、DVDが出たらそれも欲しいなーとちょっと思ってしまったのであった。もしまだ上映している地域があるなら、お勧め。気分がぱーっと明るくなるいい映画であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 21, 2009 12:06:50 AM
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