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テーマ:食べ物あれこれ(49888)
カテゴリ:フード
ツイッターをやっていて思い出した事があります。 子供の頃 端午の節句はいつも鹿児島の祖母からちまきが送られてきました。 おばあちゃんが 子供6人の全ての孫に家で作って送ってくれていたのです。 私達が大人になっても続いていたと思います。 その祖母も今年は13回忌でした。 今のように宅急便も発達していなかった時代 小包造りもたいへんな作業。 送ってくれる量も半端なく大量。 きっと父は大食漢だったからそれを思っての事でしょう。 そして少し距離のある郵便局まできっと自転車で何回か足を運んだことでしょう!
今思い出される祖母の味
そして今は鹿児島にいる叔母(父の実妹)が買った物を送ってくれます。 どういうものかというと↓のようなものです。 検索でひっかかったものはこちらだけでした。
鹿児島では端午の節句に食べる習慣があります。 竹の皮に包まれていて鹿児島の人は『粽(ちまき)』と呼びます。 『灰汁(あく)巻き』とも言います。 そう言われるように灰汁で煮込みます。 中味はぷるぷるのもち米で きな粉と黒砂糖の粉や砂糖と混ぜたものにまぶして食べたり 砂糖醤油(←当然鹿児島の醤油)をかけたりして 食べます。 灰汁により アルカリ食品でミネラルたっぷり こんな理由により、端午の節句に子供達に食べさせるのでしょう!!
この粽である事を思い出しました。 埼玉の従姉の結婚式での事 従姉の勤め先、保育士の仲間の一人のスピーチでの事 「鹿児島の御親戚の方、毎年粽をおいしくいただいています。 楽しみに待っている者もいるので今後ともよろしくお願いします。」 って笑いをとっていました。
「へー、おばあちゃんの味がこんな所にも伝わっているんだぁ」 と当時は感じただけなんですが
最近 味の伝承ってのはすごいなぁと思うようになったのです。 残念ながら祖母の味をもう伝えるものがいなくなったのですが 私に何かできる事はないかと 灰汁巻き粽の作り方をネットで探してるのですが 結構面倒くさいものですね
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Last updated
2011.05.11 10:29:27
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