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カテゴリ:(非)日常の生活
6月13日から19日まで行われていたパリエアショーが終わりました。
前回はかなり愚痴めいて(怒り?)いたので、今日はエアショーの全体像を書きたいと思います。 パリエアショーは2年に1回の開催で、世界各国で行われているエアショーの中では、世界最大規模のもの。 最初の4日間は業界関係者のみ、後半3日間は一般公開でした。 最新エアバスA380の公開も伴い、入場者が毎日、前回比+25~35パーセント増でした。 一般公開の週末の入場者は激増、土曜日は11万人以上、日曜日は15万人以上を記録しました(まだ正式な数字はでてません)。 パリのエアショーの大きな特長は、飛行機そのものが展示してあるだけでなく、飛行機のショーが(飛ぶショー)見られること。 日本からの出展社の方とお話しましたけれど、やっぱり日本では見本市を空港のそばでやることはまずないので、航空ショーはまず見れないとのことです。 ですから、毎日お昼頃から5時ごろまで、ずっといろいろな飛行機(もちろん戦闘機も含む)が飛んでいます。 このブルジェ(Bourget)というのは、シャルルドゴール空港に近い小さな空港です。とはいっても一般市民が使う空港ではありません。 その空港の莫大な土地を使って、ショーが行われているというわけです。 エアバス社の新型A380がとうとう公開。 それも毎日ショーで飛んでいる姿を見れるので、これが目玉でした。 このA380は、騒音防止システムが開発されているので、これがまたびっくりするくらいうるさくないのです。 かえって、道路を走っているオートバイの方がうるさいくらい。 だから飛んでいる姿は、存在感が大きい割には静かで、非常に優雅でした。 くじらが優雅に海を泳いでいる感じ(例えが違う?)。 それに比べて、戦闘機はうるさかった! 真下で(もちろん室内で)働いているわたしたちには、お客さまと話していてもまったく聞こえない! 通り過ぎるのを待つまでみんな無言。 でも、飛行機好きにはたまらないんでしょうね。 わたしごときでも、A380を見たときは、ちょっと感動したくらいだし。 現にオタクらしい人もたくさんいましたよ。 ちなみにピーさんも土曜日にきました。 実はウラの手を使って、無料で入場してもいいというお許しを(1週間だけの)上司から得たので(もちろん本家には内緒)。 つまり11万人プラス出展社数の波にもまれながら、展示を見ていったみたいです。 人ごみに圧倒されながらも、本人はご満悦。 この週末は、またまた激暑で、35度くらいまで上がって快晴。 (ちなみに今週も毎日30度を越えそうです。暑くてゆでだこになりそう) 日差しが痛いくらいで、みんな1日で真っ赤(真っ黒ではない)になっていました。 ピーさんも、ご多分に漏れず、鼻と首回りが真っ赤でしたよ。 というわけで、日本ブースにある「うちわ」めがけて、みんなが殺到するという異常事態になりました。 私自身は基本的に室内でしたが、毎朝プレスルームに資料を取りに行ったり、毎日朝晩駐車場にいくまでに、かなりの日差しを受けたので(たかが10分ですが)、またまた焼けてしまった感じがします。 いちおう隣のブースでもらったサンバイザー(なつかしい!)をしてたのですがね。 最初の4日間は、テレビ東京の人たちがずっと取材に来てました。 どうやら「ガイヤの夜明け」で「ボーイングVSエアバス」というテーマで番組を制作するとかで、インタビューしたり、ブースの撮影などをしていました。 番組の放送は7月26日あたりだそうです(夜10時か11時から1時間)。 もしかしたら、わたしもかすかに写っているかも(ない、ない)。 お時間のある方、エアショーの雰囲気もわかるのでごらんになったらいかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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