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顕正会員は日蓮正宗に帰伏するべし

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2010年07月10日
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カテゴリ:御遺命の戒壇
顕正会は「宗門は正本堂を御遺命の戒壇であると断言した」と主張していますが、宗門は本当に正本堂を御遺命の戒壇であると認めたのでしょうか?
顕正会の主張するいわゆる「御遺命守護の戦い」には複雑な経緯があり、一時期の宗門高僧の発言を取り上げて「御遺命破壊だ!」と言うのは早計です。
 
当時の宗門において、創価学会の折伏大前進などにより「御遺命の戒壇が実現するかもしれない」と考えた人が多かったのは偽らざる事実でした。
ただし、日達上人は正本堂が御遺命の戒壇であると認められていないのです。
 
浅井会長は宗門が正本堂を御遺命の戒壇であると認めた証拠として、昭和47年の日達上人の「正本堂訓諭」をよく引用します。
訓諭とは日蓮正宗における公式決定です。
日達上人は、この昭和47年の訓諭において正本堂の意義を確定されたのです。
 
しかし、浅井会長はこの重要な訓諭の全文を、顕正会員に対しては活字にして公開していないのです。
訓諭の全文は、顕正会が出版した『御遺命守護の戦い』の112ページに写真で非常に小さい字で載っていますので、顕正会員はぜひ確認し熟読して下さい。
 
「訓諭(抜粋)」
「正本堂は、一期弘法付嘱書並びに三大秘法抄の意義を含む現時における事の戒壇なり。
即ち正本堂は広宣流布の暁に本門寺の戒壇たるべき大殿堂なり。
【但し、現時にあっては未だ謗法の徒多きが故に、安置の本門戒壇の大御本尊はこれを公開せず、須弥壇は蔵の形式をもって荘厳し奉るなり。】」
(『大日蓮』昭和47年6月号2ページ)
 
顕正会員なら気が付くと思いますが、顕正会では【 】内の文章は活字で公開されていません。
実は、【 】内の文章において正本堂が「御宝蔵(奉安殿)の延長」であることが強調されているのです。
 
つまり、日達上人は「訓諭」において、
「現時にあっては、いまだ謗法の徒多きが故に、広宣流布の達成には至っていない。したがって現時点における正本堂は、未来の広宣流布の暁に本門戒壇たることが期待される堂宇である」
と御指南されたのであり、正本堂は「一期弘法付嘱書並びに三大秘法抄の意義を含む」とはいえ、当時は未だ御遺命の戒壇そのものではないことを明らかにされたのです。
 
日達上人の正本堂に関する最終的な御指南は、どこまでもこの「訓諭」に尽きるのです。
しかし、顕正会では訓諭の前半部分の「~正本堂は広宣流布の暁に本門寺の戒壇たるべき大殿堂なり。」までで意図的に文章を止めて、この訓諭でもって日達上人が正本堂を御遺命の戒壇だと断定されているような印象を顕正会員に植え付けているのです。
 
また、顕正会は最近では正本堂のことを「偽戒壇」と呼んでいますが、ではなぜ顕正会(妙信講)は「偽戒壇」と呼んでいる正本堂で御開扉を受けようとしたのでしょうか?
 
「御遷座の翌年五月、妙信講は久々の御登山を総本山に願い出た。」
(『日蓮大聖人の仏法 改訂版』255ページ)
 
この記述は、戒壇の大御本尊が正本堂に御遷座された翌年の昭和48年に、妙信講が正本堂での御開扉を願い出たことを証明するものです。
この事実から、その当時の妙信講(顕正会)は、日達上人の昭和47年の「訓諭」を受けて、正本堂は「御宝蔵の延長」であることを認識していたことがよくわかります。
 
これまで述べてきたように、宗門は正本堂を御遺命の戒壇であると認めていないのです。
日達上人は昭和47年の「訓諭」において、正本堂は深い意義でもって建立されるとはいえ、未だ御遺命の戒壇そのものではないことを明らかにされたのです。
 
しかし、顕正会は日達上人が正本堂の意義を最終的に確定されたこの「訓諭」の全文を、会員の目に触れないようにしており、この訓諭を部分的にしか公開しないことにより、日達上人が正本堂を御遺命の戒壇であると断定されているような印象を顕正会員に植え付けているのです。
また、顕正会は昭和48年に正本堂での御開扉を願い出ており、このことからその当時の顕正会は日達上人の「訓諭」を受けて、正本堂は「御宝蔵の延長」であることを認識していたことがわかるのです。
 
このように、顕正会の「宗門は正本堂を御遺命の戒壇であると断言した」との主張は、宗門を貶めるための欺瞞にすぎないのです。





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最終更新日  2010年07月11日 11時38分38秒
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