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2012年08月05日(日)快晴
真夜中、近くのテントが騒がしくなる。時計を見ると 02:00 。学生の団体が出発の準備を始めたようだ。静かに行動できないところを見ると、三流学校だろう。耳栓をしてやり過ごす。04:15 起床。薄明るくなりだしているが、まだ星が見える。気温14度。少し風がある。 昨夜のカレーの残りを暖め、飯盒に残った飯を加えてかき混ぜる。カレーチャーハンの出来上がり。今日は奥秩父主脈を、金峰山まで往復する。05:15 4人で大弛峠を出発。日の出時刻を過ぎ、十分明るくなっている。樹林帯の尾根道を登ってゆく。朝焼けに照らされ、木々がオレンジ色に光る。 ![]() 朝日岳の手前、山地図に「大ナギ」と表示のある岩場に出る。視界を遮る樹木がなく、南に富士山がくっきり浮かぶ。他にも色んな山が見えるのに、富士山ばかりに目が行ってしまうところが、日本人である。上空は雲ひとつない青天。06:15 朝日岳に着く。ひと休み。 朝日岳からすぐ、急なガレ場を下る。山道が緩やかになったところで、真っ暗なうちから五月蝿かった三流学校の団体を追い越す。15人ほどいるだろうか。あんな時刻に出発しておきながら、こいつら、何でこんなところにいるんだ。まあ、そこが三流の三流たる所以であろう。 ![]() 鉄山を北側に巻き、金峰山の五丈岩が近づいてくる。やがて樹林帯が終わり、急に視界が開ける。砂礫と大岩ゴロゴロ地帯を乗り越え、07:15 金峰山頂上(2599m)に着く。先客はひとりだけ。早い時刻に大弛峠を発ったお陰だ。 雲ひとつない快晴に、360度の大パノラマ。富士山・南アルプス・八ヶ岳・浅間山など、ぐるりと見渡せる。昨日登っていたら、この展望は得られなかったはず。今日登って大正解だ。これだけの景色が見られるのは、早朝だからこそ。 ![]() 三流学校が騒々しく到着したのを機に、下山を開始する。尾根道を、次から次から登ってくるハイカー達とすれ違う。時々見える富士山は、麓のほうからだんだん雲に覆われ、09:00 頃には全体が隠れてしまう。 09:30 大弛峠に戻り着く。「楽勝山歩き」だとナメていたけれど、フクラハギが相当疲労している。野営地を撤収、10:15 Y原さんのクルマで峠を後にする。中央道は渋滞もなく、快調に東京へ。13:00 JR中央線荻窪駅に到着。ここで解散する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018.12.20 10:34:06
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