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カテゴリ:(完結)中国一周徒歩旅行
2012年10月14日(日)曇一時晴 04:45 起床。ぐっすり眠れた。おにぎりと味噌汁の朝食。女将さんからバナナと缶ジュースをもらい、05:40 「竹園旅館」を出発する。まだ日の出前、少し明るくなり始めている。県道96号線を金剛川沿いに東へ向かう。 煉瓦造りの煙突が目に留まる。一升瓶ケースと酒蔵・・・・・、造り酒屋だ。「金剛酒造」とある。歴史を感じさせる建物。日本酒党としては、ちょっと覗いてみたくなる。商品紹介の出窓に並ぶ酒瓶は、「二人静」という銘柄。 しばらく行くと、見覚えのある「GORE」のロゴマーク。雨具・靴・テントなど、いろいろお世話になっている「GORE-TEX」は、こんなところに生産拠点を持っていたのか。吉永駅を過ぎ、07:05 コンビニで飲物を調達。 旧道で金谷集落を歩いていると、「どこから?」と仙人のような白髭の老人。「今日は和気からです」と応える。白髭仙人は大声で「ごくろー」。たしかに相当ご苦労しています。並行する山陽線では、頻繁に貨物列車が行き来する。 08:30 三石集落、県道96号線から旧山陽道に折れる。静かな旧街道は、集落を抜けて間もなく、国道2号線に合流してしまう。トラックの行き交う1桁国道を、できるだけ回避するようにしているのだが、行程上避けられないこともある。 片側1車線しかない2号線は、岡山・兵庫県境の船坂トンネルに入る。なんとこのトンネル、西日本の大動脈であるにもかかわらず、狭い歩道が白線で仕切られているだけというサイテーの代物。少し遠回りでも、船坂峠を越える旧道を行けばよかったと後悔する。 落命することがないよう念じながら、400mほどのトンネルを無事通過。旧道に逃れ、梨ヶ原集落を行く。集落の外を2号線が通るおかげで、長閑な旧街道の町並みが残っている。10:10 国道2号線を離れ、落地(おろち)で県道5号線に折れる。 上郡(かみごおり)の町の南側を通る。家々にはしめ縄が張られ、のぼり旗が立つ。遠くから御囃子も聞こえてくる。秋祭りのようだ。11:45 千種川を渡る手前、コンビニでロースカツカレーを調達。昼食休憩にする。 県道5号線を更に東へ。13:10 椿峠を越える。寂しい峠に地蔵が2体。真広集落は旧道を行く。この集落でも秋祭り。あちこちに御神燈が掲げられ、神社からは御囃子。歩きながら、まぶたが重くなってくる。14:20 二木峠。 スーパーで食料・飲料を調達。16:25 揖保川縁にある今日の宿「二葉旅館」に到着する。風呂と洗濯を済ませ、夕食は肉じゃが弁当とコロッケ。何だかジャガイモばっかり。2日連続で40km超の行程、かなりくたびれている。19:30 就寝。「二葉旅館」、素泊 3800円。 和気駅前→龍野町:42.8km(中国一周徒歩旅行累計1145.3km) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.23 15:32:30
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