木曜日はケモノの日?
昨日は偶然似たような出来事が重なった。「実は今度新しい獣着ぐるみを作ってもらう事になったんだけど、 自分も手伝ってくれる人も専門じゃないので相談に乗ってもらいたい」と過去にチャットで知り合った友人2人から全く別々に頼まれたのだ。二人のこれから着手する新作をバラしたくないので発注者の名前は伏せておく。で、着ぐるみ専門でないお一人は特殊メイクの専門家、ゼライ直井氏!!直井さん、友人と3人でオカダヤ&ハンズを大冒険。私はもっぱらトルネコ役でダンジョンの案内と道具の鑑定w『近道はこっちです、あのモンスターにはこっちの武器がいいですよ、その薬ならあっちの洞窟にあります、こっちの道具の方がお買い得等々…』歩きながら、遊園地のCMの着ぐるみの話、特撮の造形の話、昨今のコスプレの話などとても初対面とは思えないほど共通の話題があるある。直井さんは制作サイドから、私はユーザーサイドからと立場は違うが、求めるボディスーツ表現の為に分析と試行を繰り返すのは全く同じ。その後直井さんの作品アルバムを見せていただいたり、依頼者の友人から貴重な資料をもらったり。私も茶々丸の右手を披露。造形のプロに見せるのは初めてだったのでちょっと緊張したが思いのほか好評で一安心。わずかな時間ではあったが実に濃い新宿クエストだった。ほどなく次の相談者から呼び出しがありそそくさと電車に乗り、予定より1時間ぐらい遅れて獣者道へ。そこで待ち受けていたのはケモノ絵師であり造形師の山猫屋氏!初着ぐるみ作品の天地無用GXPのエルマ面をみせていただき、非常に丁寧な造形と隙のない塗装技術にため息しか出ない。これはムービーや写真では伝えきれないプロの仕事だった。しかしながら、樹脂造形以外の部分(ボディタイツ、衣裳)は門外との事で「さっきオカダヤで話したようなこと」を交えつついろいろ提案。国内ではまだまだ愛好者が少ない獣人の濃ゆい話題で盛り上がった。具体的に布作業に着手したらまた協力する約束をして動物界を後にした。さーて、来週は待ちに待った人物とのアポイントが!一体何が起きるやら、wktkな年末である。