オジロワシ
今年も北海道に遠征釣行に行ってきました。達人フライマンとの出会いとオジロワシとの遭遇があり、釣果はともかくも気の合った友人との釣りは格別でした。さて、大本命本流は大雪の後遺症から水が引いておらず、岸際に立つのも容易でない場所もありポイントが限定されましたが、現地のフライマンさんが足で探したポイントを惜しげもなく教えていただき思い切りロッドを振ることができました。Oさん、Kさん、Mさんには心より感謝申し上げます。ありがとうございました。目標のロクマルとの出会い(若しかしたらかすっていたかも)はなかったが、40cm台と30cm台の虹鱒に遊んでいただきました。40cm台と言っても本州の同大とはパワーが違って、さすが大本流育ちであります。 ある広大なそしてダイナミックな流れの反対岸に、V字型に割れた木の天辺にオジロワシが留っていました。初めて実物を見る筆者には感動ものでありまして、望遠があまり利かないコンデジで何枚か撮っていると、 突如オジロワシがこちらに向かって飛んできました。 翼を大きく広げて我々のほうに飛んできて、そしてゆっくりと旋回して元の木に留りました。 我々を威嚇するよな感じで飛来して、大きな翼で悠然と辺りを睥睨するがごとく飛翔する姿は王者の風格そのものです。筆者が思い描いていたオジロワシは凍てついた海岸にいるイメージだったので、こんな山の中で会えるとは全く想像外でした。