|
カテゴリ:株
株価収益率(PER)を見て割安、割高と考えること自体が、もはや死語と化している今の相場。 相次ぐ下方修正、赤字転落、赤字拡大などで225平均の一株益は昨日 実際には個別銘柄の売買でPERなどろくに見ず、 罫線、RSI、MACD、移動平均乖離率、イベント、材料などで売りか買いをすることが多い昨今、PERなんぞ関係ない。とも言えず現状のPERが異常に高くても来期以降の改善(黒転など)を株価は折り込みにいくわけで、現在のPERが割り高に見えても買われるし、PERが割り安に見えても既に業績を織り込んでいれば情け容赦なく売られる。 なんちゅうのは、大体の株本の解説にある。 日経平均先物の売り買いは、未だ主役の外字系及び国内ディーラーの思惑で左右されているのが、ここもとの傾向。今週金曜日のSQへ向けて先物、オプションなど指数ディーラー達によって指数を上下させており、一説には、彼ら主要ディーラーはこの先物売買の採算は、「トントン」「儲けゼロ」でいっこうに構わない。とにかく各局面でプレミアムが上昇したオプションをひたすら売り仕掛け、SQ、またはSQ直前での「時間価値ゼロを狙う」、つまり時間価値稼ぎだけ実施しているのである。オバマ政権による新対策への「期待」を織り込むべくNYの堅調が続いているため、東京が寄り付き高となっていることである。買い方の利食いを誘う、強要する先物売りが駆使しやすくなっているのだ。これが逆に、寄り付き安だと、売り方の買い戻しを誘う公的年金の買い(特に後場から)が成功しやすくなる。 てな事だす。 今週のポイント日は12日が米国30年債の入札日で、果たして海外勢の応札がどの程度あるのかで、日本株に多大な影響を与える米国株の今後が見えてくると思う。 なお、2月:米国債の入札日は、24日(2年債)、25日(5年債)、26日(7年債)と続き、債券に詳しい者は7年債が重要としている。 話変わって、米国は年初から中小銀行の破綻が急増している。 FDIC破綻リストをみれば1月末から週末金曜日に集中している。 今週末も出るのか? http://www.fdic.gov/bank/individual/failed/banklist.html
John K.Galbraithの大暴落1929には、中小の銀行がバタバタと潰れて取り付け騒ぎが発生、奈落へ行進していく様が記述され、始めはカリフォルニアからスタートして行った。 そして今、上段リストもCAが3行も入っている。 歴史は繰り返す様相。 [I'll be back]ターミネーターは厳しい、CAは若しかしたら、この夏に電力不足(電力会社からの供給停止)と水不足に陥り、CAの広大な果樹園が危機に見舞われる恐れがある。
噂:名のある企業が金融デリバティブで1兆円の損害を出しているとか、どこかの大学が同様な商品で害資に騙されて凄い金額が逝っているらしい。今後の週末は注意! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.12 15:21:44
[株] カテゴリの最新記事
|