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カテゴリ:ワイン
シニアワインエキスパート(SWE)の
試験対策をブログネタにするという シリーズものでしたが、 試験が全て終了し、 エンディングに向けての最終章です。 3次試験を振り返ります。 まず、試験の通過者ですが、 2次通過者のデータを無くしたので、 わかる範囲で書きます。 単年での3次通過者は 43/49人でした。 3次試験で6人の不合格者が出ました。 また、 前年からの繰り越しも含めた人数が 71人で全合格者が61人です。 前年繰り越し組は18/22人です。 全体の3次試験合格率は 61/71≒86% 単年3次試験合格率は 43/49≒88%です。 比較的高い合格率に見えますが、 あの恐ろしい難易度の1次 全て原語で書けに変わった2次 を通過してきた猛者のうち、 10人が落ちる試験です。 何が明暗を分けたのか? ボクなりに考えます。 - まず試験問題ですが、 詳しくはこちらで↓ (http://plaza.rakuten.co.jp/aufheben16684/diary/201611060001/) 簡単に書くと、 1:ワイン持ち込みの留意点 2:サステイナブル農法 小論文として、字数制限なしで解答。 2題で30分 (4百字のマス目が回答欄にあり) (問題は横書き) 100点満点(50+50)と仮定し、 尚且つ、 1+2次の点数持ち越しが 無いと仮定すると。 ボーダーラインは50~60点と 予想します。 その理由は↓ 問題1はシニアの3次試験まで 来るレベルの方ならば、 何とか書ける問題と思います。 満点で50点。 なので、 明暗を分けたのは問題2でしょう。 問題2でどれだけ上積みできるか。 わからない人には全くわかりません。 『サステイナブル』 環境問題のキーワードらしいです。 受験者ではないルソーの友人も、 この言葉を知っていたそうです。 でも、 誰もが知っている言葉じゃない。 少なくともボクは知りませんでした。 確かに教本にも載っていました。 もしかしたら、 『基本技術フォローアップセミナー』 で触れたのかもしれません。 でも、一定数の受験者が 知らなかったはずです。 サステイナブルを知っている受験者は 3次は余裕の通過です。 80点前後取れたのでは? 知らない受験者が如何にして 点数をもぎ取ったのか? 10人も落ちているのですから、 知らない⇒白紙で合格は厳しいと 思いませんか? だから、 そこが明暗の分かれ目ではないか? ボクはそう感じています。 自分の解答を冷静に採点して、 問題1:40点 問題2:20点 だと思っています。 どんな試験でも満点は難しいから 問題1は40点。 問題2は言葉の意味は知らないけど、 必死に書いて、奇跡的な解答。 でも、具体例などの+αが無い。 あと、基本的に知らない言葉なので、 文章に説得力が無い。 以上からせいぜい20点かなと。 自己採点でなんとかボーダー到達。 ボクのレベルは合格者中、 最下層ではないかと思うのです。 しっかり知っていた方が最上位。 知らないけど何とか書いた層が 最下層ではないか? だから、 2問中1問でも完全に落とすと、 ダメだろうなーって思うわけです。 これがボーダー50~60と考える ボクなりの根拠です。 - 『NDtech』ってわかりますか? わかる人はわかるでしょうが、 わからなければさっぱりです。 『IPOB』 『ルディ・クルニアワン』 『WSET』 『ケープ・クラシフィケーション』 『ヨーロピアン・グレープヴァイン ・モス』 『Liv-ex』 上記の言葉はワイン業界の方には 常識なんでしょう。 『サステイナブル農法』も きっと同列です。 完璧には書けないまでも、 なんとか言葉を紡ぎだせる、 そのレベルに到達することが、 シニア3次のボーダー このボーダーに到達するための方法。 ワインの世界にどっぷり浸かる。 ただ、ワインが好きだけじゃ、 ダメな気がします。 自分で興味をもって、色々調べる、 色々探す、色々聞く。 そんな行動の中から出会った言葉が、 ボーダーに導いてくれる気がします。 - そう、『運』かもしれません。 でも、運の要素を極力ゼロにする。 そういう取り組み方が、 シニア試験では求められそうです。 - - - 『Documentary』シリーズは、 ドキュメンタリーらしく、 赤裸々に語りました。 来年受験の方に見てもらえる様に、 最後に全てをまとめます。 もう少しお付き合いください。 - 気付いていただけたでしょうか? 『ブログタイトル』 予告通り変更しました。 この件についてはまた後日語ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.23 09:11:49
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