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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:雑学☆趣味
おませな少女と頑固なおじいちゃんに、幻のチョウチョが運んでくれた温かな幸せ。
少々偏屈な老人と母親からの愛情に飢えた孤独な少女の心の交流を、ほのぼの感たっぷりに描いたヒューマン・ストーリー。フランスの名優ミシェル・セローと本作が映画デビューとなる名子役クレール・ブアニッシュが主演を務め、好奇心を持って様々な質問を投げかける少女と、絶妙なユーモアを交えて答える老人の素敵な関係を作り上げています。 やたら好奇心旺盛な8歳のおんなのこが、次々に繰り出す素朴なギモンの数々と、それに応える上品な蝶々コレクターのおじいちゃんのやりとりが実にほほえましいんです。 ![]() なぜ恋人たちはキスをするの? ハトも愛の歌をさえずるから。 なぜ綺麗な花も枯れるの? それも、魅力の一部だから。 なぜ神様と悪魔がいるの? 話のタネになるからさ。 なぜ火をつけて木を燃やすの? 私たちの身体を温めるため。 なぜ海の潮は引くの? 「もう一回」と、言わせたいから。 なぜ太陽は沈むの? 反対側を照らすため。 なぜ神様と悪魔がいるの? 話のタネになるからさ。 なぜ狼は子羊を食べるの? 狼の子を養うため。 なぜウサギとカメのお話があるの? 走るのは無駄だということさ。 なぜ天使には翼があるの? サンタクロースがくれたから。 なぜ神様と悪魔がいるの? 話のタネになるからさ。 旅は楽しかった? うん、とても。 いろいろ発見したな。 バッタも見たかった。 バッタ?!なぜ観たいんだ? トンボも見たい。 また今度な。 いいわ、もうひとつだけお願い。 またか。 ジュリアンが先に歌って。 イヤだ。 お願い。 お断わりだね。 最後だけだから。 まったく困った子だ。 (うふふ) なぜ心臓はドキドキするの? 雨はポツポツ降るから。 なぜ時間は早く過ぎるの? 風が吹き飛ばすから。 なぜ、私と手をつなぐの? ほっとするから。 なぜ神様と悪魔がいるの? 話のタネになるからさ。 ↑ ↑ この映画「パピヨンの贈りもの」の、ラストに流れる、主演のふたりの会話形式の歌声、です♪ (はるるさん、DVDの画面にいちいちストップ・モーションをかけながら、これを書き写しました)汗 結末近くの羽化のシーン。 映画中盤、山の中でのキャンプ中に演じられる素朴な影絵の巧みさ。 ・・・いいなあ。 押し付けがましくなく、ささくれだった心が、つかの間でもやさしいキモチになれる作品だと思います。 原題『Le Papillon』 日本語版字幕翻訳:丸山垂穂 監督・脚本・原作:フィリップ・ミュイル 撮影:ニコラ・エルドゥ 音響:イヴ・オスミュ 製作総指揮:フランソワーズ・ガルフレ [2002年/フランス/ビスタ/ドルビーSRD/1時間25分] ![]() パリに暮らす8歳の少女、エルザはいつもひとりぼっち。ママは仕事に遊びに忙しい。同じアパートの老人、ジュリアンは、今日も待ちぼうけのエルザを見かね部屋に招くが、エルザが蝶の部屋に入ったため、怒って追い出してしまう。ある日ジュリアンは、幻の蝶イザベルの情報を聞き、急いで南フランスの山へ出発する。その車に、なんとエルザが潜り込んでいた。アパートに電話しても、母親は連絡が取れない。山を見たいとねだるエルザを、ジュリアンは仕方なく一緒に連れていくことに…。 どこかファンタジックな響きを持つ「パピヨン」は、蝶を表すフランス語。本作はそんなイメージにぴったりの、ポッと心に灯がともるような、優しくて温かい物語。8歳の少女と白髭の老人の、ユニークでちょっぴり切ない幸せ探しの旅を描いていく。「子供だからって、容赦はしない」という頑固爺さんのジュリアンを演じるのは、フランスのベテラン俳優、ミシェル・セロー。「子供の扱いを知らないのね」と、生意気な言葉で対抗するエルザには、200人以上のオーディションから選ばれたクレール・ブアニッシュが扮し、吸い込まれそうなつぶらな瞳を投げかけてくれる。 思わぬ話し相手を得て、限りなく質問を投げかけるエルザ。息子を亡くし、頑なになっていたジュリアン。愛に飢えたふたりの心は、「イザベル」探しの旅によってゆっくりと解けはじめ、やがて、本当に大切な何かを見つけることができる。このふたりと一緒に旅を続けていけば、観たひとも一緒に、幸せな気持ちになれるはず。 主な舞台となるフランス南部の山岳地帯を中心にした美しい風景も見どころ。 これは、日本では2004年にミニ・シアター系で上映されたフランス映画。 こないだ10円レンタルのオープニング・セールをやってたビデオ屋さんが、この8月11日まで50円均一レンタルをやってるので、またまた借りちゃってきています。笑 この「パピヨンの贈りもの」の他は、 シン・シティ ナルニア国物語 宇宙戦争 ルーヴルの怪人 サウンド・オブ・サンダー など。 シン・シティは、どうも活劇がかっこ良過ぎると思ったら、あのキル・ビルの監督だった。 ナルニア国は、やっぱりディズニー制作というところで、なんとなくスケールに深みが足りない印象・・・映像はきれいなんだけど、ねえ。 宇宙戦争は、賛否両論あったけど、永い事SFファンのぼくは大傑作のほうにマルを付けます。 このリアルな恐怖の演出、圧倒的な超絶画面の迫力、どれをとってもスピルバーグ満載!! ルーヴルの怪人のソフィー・マルソーは美しく、魅惑的。映画そのものはルーブル美術館の全面的な協力で本格的に撮影されています。けど、作品の出来はどーゆーわけかB級ホラー。パリの町並みや美術館のたたずまいを楽しむには、いい映画みたいです。 レイ・ブラッドベリのタイム・とラベルものの名作短編を、すったもんだの末にハリウッドの現代風SFX映画に仕立てたのが、サウンド・オブ・サンダー・・・・制作に5年もかかったし、ずいぶん大金をはたいた割りには明らかに失敗作。予告を観て期待してたんだけど、ちょっと哀しい完成度だったなあ。恐竜の跋扈する白亜紀の描写とか、近未来の主人公たちの世界描写が安直で、ちょっとつらいものがあります。 ★ついでにパピヨンといえば、S・マックイーンとD・ホフマンの「パピヨン」。あれは忘れがたい名作ですね。ビデオに録って何度も見てる数少ない作品の1つです。 ![]() ★去年の夏、台湾で見た宇宙戦争上映中の映画館のかんばん。 【最近はるるが書いた映画関連日記】 ↑ ↑ 今夜は映画館で「蝉しぐれ」 映像】アメリの映画の舞台になったカフェ~モンマルトル界隈 蟲師(むしし)はスゴイ!!&ドラゴンズ首位爆走☆ シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 国分太一主演の映画に佐藤多佳子「しゃべれどもしゃべれども」が アラン・ドロン「冒険者たち」 「ダ・ヴィンチ・コード」の上映中止 ハルルの動く城(映画館) 新作映画「世界大戦」 懐かしいフランス映画☆シェルブールの雨傘&ロシュフォールの恋人たち ![]() ★ノルマンディーの片田舎で撮影。(2005年初夏) もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。 アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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