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カテゴリ:遠距離恋愛・結婚・生活。
二人で婚姻届を出しにいきました。
ほんとはもっと早めに出すつもりだったんですけど、準備が悪かったためなかなか出せず。 証人の欄を誰に書いてもらうかちょっと悩みましたが、相方の会社の方に書いてもらうことができ、 晴れて、正式に結ばれることになりました。 どうせなら、エイプリルフールの日がよかったんだけど。 ・・・なんかギャグっぽくておもしろそうやん。 でも31日は、相方が会社休みということもあって、まぁこの日が一番都合がいいかと、 二人でいっしょに届を出してきました。 姓が変わる。なんか変なかんじだ。 新しい姓として、これからの自分を生きていく。 前の姓にあまりこだわってない私は、なんだかいい気分転換でもある。 その後、免許証など、いろいろな変更の手続きを済ます。 新姓で呼ばれ返事はするが、それが「私」を指しているということが、いまいちピンとこない。 どこか遠い気分。 そのうちこの不思議な感覚を忘れ、この新姓が当たり前のように自分になじみ、 いつか、ずっと先には、こちらの新姓で呼ばれる期間が、旧姓で呼ばれていた期間を越す日がくるのだろう。 相方といっしょに晩御飯を作る。 いつも黙々と一人で作ってるだけに、楽しい。 なんだかちょっと新婚さん気分。 その後、なにかのきっかけで私が大学時代に出演していた芝居のビデオを見ることになる。 相方といっしょに私が出演している芝居を観たのはこれが初めてだった。 「すごいすごい。」「うまいやん」「芸術家の顔してる。」「あづみのこと見直した。」 なぁんて、なんかやたら嬉しそうに、いわれる。 私にとってあの芝居は、なかなかうまくキャラを作れなかった苦い思い出も詰まっているんだけど、 スタッフでリーダーを任されていた舞台美術も、なかなか思うようにいかなかったし、 役者とスタッフがうまく両立できず、睡眠時間もほとんど取れず、私の限界を知った芝居であり、 もう私は舞台には立てないと感じた、そんなトラウマにもなっているような芝居だけど、、、 こうして結婚記念日に、相方といっしょにビデオを観て、そして相方から誉められて、ちょっといい気になってみたりもして、 ・・・思い出は、いつのまにか、綺麗だ。 相方の知らない私の顔。 ・・・私にも、私の知らない、相方の過去の顔がある。 相方は過去の自分の写真を嫌っている。 ほとんど捨てたらしい。 卒業アルバムももらったその日に燃やしたらしい。 過去なんて何もいい思い出がない、と。 まあねえ。。。そりゃまあ。。。 でも、以前お義母さんから、実家で大切にとっておいたという、相方の小さい頃の写真を見せてもらった。 私は、そうして相方の過去をちらっと覗けた時、なんだかなんだか、自然に顔がにやけて、うれしくなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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