テーマ:本と出版について(527)
カテゴリ:出版業界あれこれ話
本日はgimmickさん流に、メルマガの本文をそのままブログにしてみ
ました。これで、楽天日記愛読者はメルマガにレスをつけやすくなり ます。 --------------------------------------------------------- 先日のライターズネットワークシンポジウム、そのタイトルは、 「出版不況時代、ライターはこれからどういう道を選択すべきか―― 生き残るために必要な情報発信の方法を考える」 というものでした。 その冒頭で、昔は1万部前後であった単行本の初版が、最近は5千部 くらいに減ったという話がありました。そんななかでいかに本を売れ るようにするかということで、著者・ネット書店・出版社のそれぞれ のパネラーが意見を交換しあっていました。 確かに、今までのやり方で5千部に減ると、出版社の経営は大変にな ること間違いなしでしょう。これを出版不況というそうです。 実は翌日、10月1日の大阪出版勉強会(詳細は後述)の打ち合わせ に両国へ行ってきまして、そこで出版部数を読むことの重要性につい て一足早く教わってきました。 出版部数が読めるようになると、部数が出ないから出版を断念する、 ではなく、その部数に応じた出版方法が考えられるようになり、出版 できるジャンルの可能性が大きく広がります。 また、出版不況と呼ばれるなかでも、堅実な経営ができるようになり ます。 学術書や文芸書を扱う出版社だと、初版部数、1千部前後というとこ ろも珍しくないそうです。 それでペイするように、ビジネスモデルを構築しているのだとか。 さきのシンポジウムで5千部しか売れない、出版不況だという話があ りましたが、もしこうした出版社で5千部売れると、相当おいしい話 になるに違いありません。 ちなみに、私の次回作「出版成功マニュアル」(仮題)の場合、初版 が1部(つまり完全受注生産制)、目標が5千部です。 次回の出版勉強会では、その部数を読む方法をお話ししてくださる予 定です。ただし出版社の経営者ではなくて、出版企画を考える著者の みなさまにこそ役立つ情報になるでしょう。ぜひご期待ください。 【大阪】「売れる本作り勉強会」 締切迫る。 2月、6月と熱心な方が集まって大変好評であった両国の隠居さんの 勉強会、今回は本作りについてもっと深く勉強していきます。 商業出版・自主制作出版・小冊子出版を問わず、本が売れるようにす るために必要なことは「商品力をつける」ことです。 特に自主制作出版の場合は、著者自身がリスクを負っているだけに、 元がとれて次回作につなげることは、非常に重要です。 今回は、執筆前~執筆中に気をつけておきたいこと、考えておくべき ことを中心にお話しする予定です。 主な内容は、 ・参加者自己紹介(各人1分程度で) ・「よい作品」とは? ・読者という概念を考えてみる ・作品に「商品力」をつける方法 ・書いた本の部数を予測する方法とは など 講師 両国の隠居さん 日時 2005年10月1日(土)18:30~20:55 会場 大阪市立中央公会堂 地下鉄御堂筋線淀屋橋駅下車 定員 20名 申込み締切 9月30日 23時 商業出版・個人出版を問わず、関西~西日本在住の方で本を出し たい方はぜひ、この機会にお申し込みください。定員または申込み 期限がきたら、アンケートシステムが自動的に募集を終了します。 お申し込みは今すぐ、こちらへ。 ------------------------------------------------------- ■本日のメルマガバトル情報 私のマイミク仲間であるシンタニタカシさんが、メルマガバトルに 参戦しました。 メルマガバトルを応援して無料レポートをゲットしましょう。もち ろん私もダウンロードしました。 今回ゲットできる無料レポートは、 ・e-book「日刊メルマガでも1年間ネタ切れしない方法」 そして、 ・「高校中退から東大へ」式受験術【インターネット活用法・基本編】 の二つです。 26日(月)0:00から10月2日(日)23:59の間に下記ページに アクセスすれば、2つともゲットできます。 http://www.netnoclaim.jp/battle.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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