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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.04.09
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カテゴリ:スピノザ

 

 当ブログもVol.2にはいり、図書館通いも一段落して、手持ちの本を読むことも多くなってきた。でも、時には図書館にいったり、書店の棚が恋しくなって、通りがかりの時には、やっぱり覗いてしまう。昨日もそんな日だった。いまや、書店といっても大型の気の利いた書店は、読書用のこしかけばかりか、机まで用意してくれている。筆記用具が使えないのは玉にキズだが、下手な図書館より長時間楽しむことができる。

 ネグリの本は、図書館経由で読めるものはほとんどめくってしまっていて、他にもあるのだが、大型の書店にいかなければ、目を通すことができない本もある。昨日はそんな本の何冊かに吸い寄せられた。書店の店頭で短時間で理解できる本群ではないが、しかし、買い求めて、枕元に長時間おいてみたからとて理解できる本たちでもない。なにはともあれ、目をとおすだけでも、なんらかの効果があるやも知れない。



「自由の新たな空間」
フェリクス・ガタリ /アントニオ・ネグリ  2007/6 世界書院  単行本  205p 
Vol.2 No.0040★★★☆☆
この本、ごく最近の発行のように思えるが、実は、いちど1985/12に別な出版社から別な翻訳者の手によって発行されている。当然のことではあるが、この本でも共産主義という言葉が使われているが、マルクス・エンゲルスや、ソビエトあるいは中国共産党などとは別なセンスを持った言葉として、捕らえなおす必要があるようだ。




「転覆の政治学」21世紀へ向けての宣言
 アントニオ・ネグリ /小倉利丸 1999/12  現代企画室  単行本  261p 
Vol.2 No.0041★★★☆☆
 
「21世紀へ向けての宣言」とは、なんともかっこいい、というか、これまた大風呂敷で大仰な、と、ちょっと引いてしまう。 「21世紀への指導原理OSHO」というタイトルを思い出した。こういう視点や模索がもてはやされた時代もあった。しかし、世の中、そうそう簡単に宣言や原理で割り切れないことは、すでに21世紀に生きている私たちには痛いほどよくわかっている。




「未来への帰還」 ポスト資本主義への道<1>
アントニオ・ネグリ /杉村昌昭 1999/10 インパクト出版会  単行本  124p 
Vol.2 No.0042★★★☆☆
 
1997年6月に、引越し作業の最中の30日間にインタビューを受ける形で書かれた本。いまや日本語でも定着しつつあるマルチチュードという言葉は、この本では多数者=多数性(ムルティトゥード)という語感で、スピノザからの引用して使われているp38。必ずしも肯定的ばかり意味ではない。
<2>につづく



「構成的権力」 近代のオルタナティブ
アントニオ・ネグリ /杉村昌昭  1999/06  松籟社  単行本 457

Vol.2 No.0043★★★☆☆
 この本は大冊だ。それだけに内容も濃く、あちこちで引用されることも多い。図書館から借りて読めないのは、遺憾である。機会があれば、ゆっくり目を通したい。




「ヨブ奴隷の力」
アントニオ・ネグリ /仲正昌樹 2004/12 情況出版 /世界書院 229p
Vol.2 No.0044★☆☆☆☆
 この本は割りと薄い上に、造本がなんとも読みやすいイメージがある。ネグリ出獄後の最初にだされた、キリスト教関連にふれた本だ。しかし、どうも私はこの訳者が気にくわない。以前、何冊か読んだが、僕の「倫理観」が許さない。ネグリには悪いが、この訳者のせいで、本の好感度は下降した。


 ネグリやマルチチュードの本は他にもあるが、古い本は、あまり夢中になって読む必要もなさそうだ。パラパラとめくりながら、60年代からのいわゆる西欧的サヨクの動きを整理しておくには、役にたちそうだが・・・。 



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Last updated  2013.02.23 15:55:29
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