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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


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2008.05.21
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「『生きる力』としての仏教」
町田宗鳳 /上田紀行 2006/06  PHP研究所  新書  238p 
Vol.2 No.0082 ★★★☆☆

 
上田紀行は処女作が身近な出版社からでたので、初期のころからなんとなく視野にはいっていた。なんどか講演などにも参加したことがある。そのせいか違和感がない分、この方の作品に触れてもこちらのテンションがなかなか上がらない。「癒し」などという言葉を流行らせた張本人ということもあって、どうもいまひとつ納得感がない。

 最近は「仏教ルネッサンス塾」や「ボーイズ・ビー・アンビシャス」とか主宰だそうだが、実態がよくわからないのでなんともいえないが、なぜに「仏教」にこだわるかな。共著者の町田宗鳳といい、お二人とも、なんとも威勢はいいが、結局はお寺と大学に逃げ込んでいる姿が、どこかちぐはぐに見える。

 私たちの社会は、『法華経』に出てくる理想の存在、地湧の菩薩のように、しっかりとした個我、個性から成り立つ共同体を構築しないといえないのです。p131

 町田はたびたびこのイメージをもちだす。そのことに異論はないが、スローガンにおわる危険性が大だ。私などは、このイメージからネグリのマルチチュードなどへと発展していかないのかな、とワクワクしてみてはいるのだが、こちらの勝算も大きいとはいえない。

 「生きる力」。どこぞの生命保険会社の商品にこのようなネーミングがあったように思うし、学習指導要領にもこのような文言が盛り込まれていたようにも思う。言葉は言葉としていいだろう。だが、どこか陳腐だ。本当に「生きる力」が湧くのだろうか。

 最近は硫化水素ガスを発生させて自殺することが多発しているらしい。ごくごく最近、私のすまいから歩いてすぐのところでも、20過ぎの若者が、この方法で命を落とした。まったく他人ごとではない。

 

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Last updated  2008.05.22 01:28:45
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