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【システム運用カイゼン】(2004.09.22)
********************************************************************** ■先ずは日記 ********************************************************************** 今日は、朝からレビューや打合せが立て続けにあります。 昨夜は飲みに行ったのに、家に帰ってまで飲んでしまいました。 更には夜中に暑くて目を覚ましたりしたことも重なり、体がとてもだるいので す。ちょっと頭も痛いし、二日酔いですね。 そんな体に鞭打って、気合で頑張らねば・・・。 ********************************************************************** ■作業記録を残すことの重要性 ********************************************************************** システム運用には作業記録って大切ですよね。 私は仕事の現場では、インシデント管理を中心に行っているのですが、やはり そこでも、作業記録は重要な意味を持っています。 発生しているインシデント情報は全て共有し、適切な対応が出来ているか点検 することに利用していますし、同事象については、別担当者でも対応が出来る ように、対応記録を再利用したりしています。 そうするために、発生したインシデント全ての発生記録および、その対応状況 を共通のデータベース上に、リアルタイムで残すようにしています。 以前は、担当する業務や、作業チーム毎にデータを持って、それぞれバラバラ に管理をしていました。 実際のところそれは、管理と呼べないレベルのものでした。 そのため、担当者の判断で対応を後回しにしてしまったインシデントが、実は 運用に重大なインパクトがある内容だったにも関わらず、誰も気付かないまま、 時間だけが経過し、お客様に迷惑をかけてしまったりしたこともありました。 また、運用をしている中で、たった今何が発生していて、いったい誰がそれを 対応しているのか全てを知るには、担当者の間を聞いて回るしかなかったので す。 情報共有が出来ていないという、良くある状況ですね。 そんな状況から脱するために、私たちはまずは簡易的なWebアプリを構築し、 情報を共有するための基盤を整備しました。 実はそこからが大変でした、 ●完全な記録を残す習慣の無い組織に、仕事のやり方の順番を変え、 記録を残すようにした。 ●その記録を点検するサイクルを作った。 ●統計情報を分析するようにした。 ●何度もシステムの機能改善・機能追加を行った。 このようなことを、ずっと繰り返してきました。 現在でも改善は進行中で、管理の仕組みを更に強化する方向で計画中です。 おかげで対応の漏れや、担当者不明のインシデントは、ほぼ無くなりました。 また、クレームに繋がる対応の遅れについては、ここ最近私の記憶している中 では発生しません。 そのようになったのは、記録を残すことによって、さまざまなマネジメントが 機能するようになったからだと思います。 仕事の記録を残すことは、正直言って面倒臭いことです。 慣れが必要な作業だと思います。 しかし記録があるからこそ、マネジメントは機能する訳ですし、改善の要素も そこから見えてきます。 もし仕事の記録を残していなければ、必要なものから確実に残すようにしまし ょう。残しているのであれば、ガンガン活用しましょう。 ★システム運用カイゼンのポイント★ 仕事の記録があってこそ、マネジメントは機能する。 始めは面倒臭くても、記録を残すことに慣れよう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【システム運用カイゼン】 Copyright (c) 2004 Tatsuro Fukuda. All rights reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月23日 01時09分52秒
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