カテゴリ:家庭菜園
今年は庭のゆずの木が多くの実を付けました。例年は多くて4~5個程度で、使い道としては食物の香り付け程度がせいぜいでした。そのうちに実が一斉に腐ってゆくので、今のうちにマーマレードを作ってみました。
庭のユズの木【写真をクリックすると拡大します】 【レシピ】 ゆず 2.5kg 砂糖 1.0kg ゆずを2.5kg洗浄します。 ゆずを半分に切り、くり抜き器で果汁を絞ります。ゆず2.5kgから約500mlの果汁が取れました。随分と少ない量です。台所はゆずの心地よい香りで一杯になりました。 皮の部分の果実袋を綺麗に取り除きます。果実袋は不透明でマーマレードが汚くなります。 皮を集めておきます。 種の部分にペクチン成分が多いと聞いたので、種を集め約300mlの水で沸騰させてペクチン成分を抽出します。種をガーゼなどに入れて煮詰めるより楽にペクチンを利用できます。 ペクチン成分を金ザルで濾(こ)します。 皮の部分を二度ほど水中で沸騰させて、苦味を取り、かつ洗浄を完全に行ないます。 皮がしんなりして、包丁が入りやすくなります。 皮を千切りします。 果汁、ペクチン成分抽出液、千切りした皮、そして砂糖を1.0kgを厚保底鍋に仕込み、加熱を開始します。 トロミが出たら加熱終了です。 瓶を煮沸消毒しておきます。 マーマレードを入れ込んで加熱消毒します。 鍋から出して、即フタを閉めこみます。 ゆずマーマレードの完成です 瓶が冷たくなったら、何と逆さにしてもOKなほど固いマーマレードになっていました。まるで、ザボンの砂糖漬けのような感じでした。 ゆずのペクチン力はすごく強いことがわかりました。種からペクチン成分を抽出する工程は必要ないと思われます。結局、半月後、庭でデコポンが黄色く色付きましたので、デコポン・マーマレードを作るついでに、この固いゆずマーマレードを瓶から出して、一緒にしました。デコポンは種が全く無く、ペクチンも少なそうなので、丁度良いジャムの固さになりました。めでたしメデタシ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 11, 2015 06:02:04 PM
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